2016-09-24 筒井康隆+佐々木敦「なぜ「最後の長篇」なのか?」 読書日記 小説 日本文学 対談 評論 「新潮」2016年9月号掲載。「新潮」の創刊120周年記念イベント?で、この二人の対談が行われた模様。そのときの文字起こし原稿。筒井の最高傑作という声もちらほら、の『モナドの領域』の創作秘話、みたいな話。 GODのモデルがグラウチョ=マルクスというのはちょっとおもしろい。筒井康隆の実験的な小説と言えば『虚人たち』『虚構船団』。対談では、当時ボロックソな評価だった(絶賛する人もいたけれど。両極端だったんだよね)この二作にも言及している。これらとの関連性、という視点では読まなかったなあ。 新潮 2016年 09 月号 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2016/08/06 メディア: 雑誌 この商品を含むブログ (3件) を見る モナドの領域 作者: 筒井康隆 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2015/12/03 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (7件) を見る 新潮 2015年 10 月号 [雑誌] 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2015/09/07 メディア: 雑誌 この商品を含むブログ (7件) を見る 虚人たち (中公文庫) 作者: 筒井康隆 出版社/メーカー: 中央公論社 発売日: 1998/02 メディア: 文庫 購入: 1人 クリック: 141回 この商品を含むブログ (58件) を見る 虚航船団 (新潮文庫) 作者: 筒井康隆 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 1992/08/28 メディア: 文庫 購入: 9人 クリック: 851回 この商品を含むブログ (84件) を見る 筒井康隆の作品はこちら。 佐々木敦の作品はこちら。