五時二十五分、尿意で目が覚める。そのまま起床。
例によって麦次郎にせがまれ、外廊下に出す。霞んだ空に白い雲が薄く長くたなびいている。あの空の色とミモザの花、そして沈丁花の香り、と三つが揃うと、妻がくしゃみを連発しはじめる。しかし今年は楽そうだ。花粉は少ないのだろうか。
午前中は銀行回り。ひどく混んでいた。
荻窪のベーカリー「吟遊詩人」のパンで昼食をとってから、書斎で仕事。某案件の企画書。納得できていはいないのだが、指示通りにまとめてメールで納品したら、案の定、問合せが来た。
夕方、コジコジを放鳥。手のケガの部分にできたかさぶたを執拗につつくので、やめろ、とふりほどいたら、思い切り噛まれた。怒ったら、怒られることをしてしまった、とわかったのだろうか、少し反省したような態度を見せた。
夜は比較的ゆっくり過ごせた。