わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

太田靖久「リバーサイド」

 悲観、やっかみ、いじけ、悪口、ぼやき。ネガティブさのオンパレードとなってしまったミノル。過剰な描写は一切なく淡々と語られているのに、書かれている以上の情報量が読み手の心に流れ込んでくる感覚。自分の記憶のどこかに似た経験がある。自分のものなのか他人からの伝聞や他人の経験の観察によるものなのかよくわからんが。

 

 

群像 2017年 05 月号 [雑誌]

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