2017-05-06 三浦雅士「言語の政治学(11) 詐欺と宗教と貨幣」 読書日記 評論 思想 「群像」2017年6月号掲載。5月7日が発売日なのだが、GWなので2日に届いてしまった。というわけで、ちょいちょい読み進めている。 司馬遼太郎の、興味は高く造詣も深いが決してそこにおぼれず一定の距離を保ち俯瞰して見つづけるという独自の宗教観のエピソードが、著者が主張しつづける視覚〜言語〜詐欺〜宗教に加わり、宗教による貨幣経済や町づくりへの影響(というか根源というか)についてが、ちょっと駆け足なのだがわかりやすく説明されている。 群像 2017年 06 月号 [雑誌] 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2017/05/06 メディア: 雑誌 この商品を含むブログを見る 三浦雅士の作品はこちら。