わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・哲学・思想の読書日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

古井由吉『ゆらぐ玉の緒』

「時の刻み」。ここ数年、書き出しは季節の描写から、というのが定石なのだが、この短篇は十九世紀ドイツの詩人であるフリードリッヒ・ヘッベルの作品「秋の景色」の引用から始まる。和歌や俳句、連歌の引用は多かったが、海外作品というのはちょっと珍しいかもしれない。とはいえ、古井由吉はもともとドイツ文学者だからなあ。

 

 

ゆらぐ玉の緒

ゆらぐ玉の緒

 

 

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