わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・哲学・思想の読書日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

保坂和志『地鳴き、小鳥みたいな』

 表題作。読売新聞に連載していた『朝露通信』の後日談的な内容。地の文での「あなた」という問いかけが印象的だったが、「あなた」は読者でも架空の話し相手・聞き手でもなく、実は一緒に山梨の母の実家を見に行ったことのある浮気相手の女性編集者だった、というとんでもない内容で、『朝露通信』の(『未明の闘争』と比べたら)のんびりした世界観を思い切りぶち壊しにかかっている。

 

 

地鳴き、小鳥みたいな

地鳴き、小鳥みたいな

 

 

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