五時前に自然と目覚めてしまった。体はまだ麦次郎が亡くなったことを受入れきれていないということか。花子の時もそうだった。生活のリズムが整うまで、一ヵ月以上かかった気がする。
身支度、掃除。おなじマンションに住む麦次郎をかわいがってくれた方々などが弔問に来てくださった。友人がプリザーブドフラワーを贈ってくれた。本当にありがたい。
十一時、西荻にあるヤマトペット霊園の方がクルマで迎えに来た。麦、そして妻とともに乗り込み、霊園の四階にある火葬場で荼毘に付した。十三時三十分、お骨になった麦次郎と帰宅。お墓は作らず、自宅で大事にすることにした。花子のお骨の横に置く。天国で仲良くしてくれればいいのだが。
なかなか切り替えられない。そして疲れている。だが仕事。
夜も友人が弔問に来てくれた。ありがとう。