わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・哲学・思想の読書日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

三浦雅士「言語の政治学」(最終回)

「群像」2017年8月号掲載。バレエと言語の関係。というより、自己認識の関係と言ったほうがいいのかも。言語と視点が自己認識の基本となるからね。バレエは全然詳しくないけれどモダンバレエには興味があって(ピナ・バウシュくらいしか知らないけど)、ピナのコリオグラフの自己批判性というか視線の交錯性というか、に言及している部分は非常におもしろかったのだが、それでもやはり、バレエばかりではつらくなる。というところで、ルカーチやらマルクスやらが登場。階級という概念、経済学の(形而下学ではなく)形而上学性、というより、階級闘争と「資本論」の宗教性。宗教も人間が人間以外の視点の存在を認識(あるいは仮想)することで成立する概念だからなあ。

 

 

群像 2017年 08 月号 [雑誌]

群像 2017年 08 月号 [雑誌]

 

 

 

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