2018-01-07 鷲田清一『素手のふるまい』 読書日記 思想 評論 芸術 「4 アートレス? 川俣正の仕事を参照軸に」。川俣正の公共事業のような地域全体を巻き込んだ巨大アート作品から、アートと社会性の問題について考察している。個人的な関心や想い、そして作為が、個人の創作行為として成立する過程において、社会が深く関わってしまう。意図的にそうしているわけでが、その関わり方が、この著作で先に挙げた若きアーティストたちと比べると、より視野が広く、表層的で、そしてシニカルに感じる。 素手のふるまい アートがさぐる【未知の社会性】 作者: 鷲田清一 出版社/メーカー: 朝日新聞出版 発売日: 2016/07/07 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見る amzn.to