「群像」2018年4月号掲載。タラタラと読んでいる。
主人公の元に届いた一冊のノートから、主人公は草野球に関する些細なレポートを送りつづけていた友人が亡くなったことを知る。主人公は出張に絡めて彼の住んでいた街へ足を運んでみるが…。
一方的に届きつづける手紙、という手法は小説には比較的多い気がするけれど、その先に何があるのかわからない、というところがとてもおもしろい。謎解きの感覚。エンタメ性が強まるってことかな。
▼新興宗教ビジネスを題材にした意欲策。群像で読んだが、コレはコワくて面白かった。