わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

蜩の声

 六時起床。台風一過。だが午前中は雨雲の残滓とでもいおうか、ちぎれちぎれの、おいてけぼりの雨雲たちが、時折強い雨を降らせている。掃除を進める。昼前には青空が広がり大きな入道雲が立ち上がりはじめた。妻と近所のベーカリー「そーせーじ」とコープの店舗へ買い出しに行く。

 パンで昼食。

 午後は読書。さわりだけ読んでいた中沢新一「レンマ学(7) レンマ的無意識(2)」を一気に読み進めた。フロイトからドゥルーズ=ガタリ精神分析学から反ロゴス中心主義への流れと、レンマ学との関連性というか相似性。よく言われる「悟り」という状態は、レンマ/法界/アーラヤ識を包括的に理解でき、なおかつロゴス的思考・認識の領域に異常を来さないこと、なのではないだろうか、なんて考えてみた。どうなんだろ。

 夕方、ランニングへ。石神井公園の蜩の声が聞きたくなり、クソ暑いが12.5kmを走った。金属の音というかガラスの音というか、セミの仲間にしてはクリアで甲高い鳴き声、そのシンプルなリフレインが池の裏手の木蔭に四方八方から鳴り響き、音同士が交差していく。その響きの中を、荒い息をリフレインさせながら、そして汗をランダムに、しかし途切れなく流しながら、ゆっくりと、バテ気味に走り抜けた。

 夕食はポークソテー、妻がつくったポテトサラダ、義父母からいただいた野菜のグリル。そして食後は妻特製のジンジャーエールのエキスというかシロップというか、を炭酸水に溶いて飲んだ。夏の味。ミントの葉っぱを入れたくなった。

 

▼今日、ちょっとだけ聴いた。7月上旬に来日してたんだよね。

album

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▼激しいのを聴いた後は静かなものを、と思い、日記を書きながらコレを聴いている。

ストーリーズ・アクロス・ボーダーズ

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  • アーティスト: ジャンセン=バルビエリ,リチャード・バルビエリ,スティーブ・ジャンセン
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▼妻撮影。眠たい猫を見守る鳥。

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▼ハトコの店で販売中の、妻の描いた猫又イラストのトートバッグ。欲しい。使う機会ないけど。