五時三十分、目が覚めてしまう。暑い。全身が脂っぽい。昨夜、イベリコ豚を食べたからか。イタリアンでではなく、自宅で、スーパーで買った精肉を調理して、であるが。
昨日は頻繁に電話が鳴りメールも次々と届き、腰を据えて作業できなかったが、今日は一転、静まりかえっている。腰を据えて、某案件に集中。
十六時三十分、美容室へ。二カ月ぶりに髪を切る。かなり短くしたが、それでも成人男性としては長い。グラボブ。美容室に向かう途中に空を眺めると、夏の雲と秋の雲が重なり合っているように見えた。メリハリのあるハッキリした雲の向こうに、薄くちぎれながらたなびく雲。
今朝の体の脂っこさに懲りず、夜はロースカツを食べてしまった。だが、全然太らない。西荻窪のお肉屋さんで買ったものだ。本当はチキンカツを狙っていたのだが、売り切れだった。
読書は、松浦寿輝「人外」(「群像」2018年9月号掲載)。少しオカルト的というか神秘思想的な気配が濃くなってきた。
▼変な姿勢でセキセイインコを眺めるシャム。
▼妻撮影(上の写真もだけど)。ぼくが書斎でコジコジを放鳥しているあいだ、葵は賢くドアの前で待っていたそうだ。