わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

忘却の果て

 五時四十五分起床。眠ると何もかも忘れるようで、目覚めた瞬間、自分がどこにいるのか、今日は平日なのか休日なのか、この睡眠は昼寝だったのか夜の睡眠だったのか、これらすべてが判断不能になっていて、状況を把握するまでしばらくの時間がかかる。…と書くと記憶障害のようだが、きっと誰もがおなじなのだろう。ただ、歳を重ねるにつれてこの、朝の忘却が深刻に思えてくるようになる。心のどこかに、忘却への恐怖があるのだろう。他者に自分を忘れられるより、自分が知り体験したものを忘れることのほうが、数倍恐ろしい。中心がなくなるからだろうか。軸がなければ、コマは回らない。地球も月も太陽系も銀河系も回らない。逆に、忘却さえしなければ、宇宙の真理すら理解できる…かもしれない、ということ…なのだろうか。なんか、違う気もする。

 日中はひたすら仕事した。夜も仕事した。

 

笑いと忘却の書 (集英社文庫)

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忘却のサチコ 9 (ビッグコミックス)

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世界で一番美しい深宇宙図鑑:太陽系から宇宙の果てまで

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