わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・哲学・思想の読書日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

堀江敏幸「二月のつぎに七月が」(21)

「群像」2019年3月号掲載。

 同級生であり、雇用関係にもある二人の男の会話。この小説は基本的に会話劇なのだが、大きな物語があるわけではなく、市場にある食堂を軸にした人間関係の広がりを、俯瞰的に描くというのが基本的な内容。会話の中には小さな物語があり、それが集積し、不思議なつながり方や離れ方をすることで、全体が構築されていく。社会の縮図、といってもいいのかもしれない。

 

 

群像 2019年 03 月号 [雑誌]

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