わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

吉祥寺美術館へ/季節と女と鳥

 五時四十分起床。朝風呂。語感はすがすがしいが、マンション住まいで風呂に窓がないから爽快さはさほど感じない。

 午前中は掃除やらアイロンやらに終始。

 午後は夕食用のラムカレーをつくってから外出。吉祥寺までやや遠回りで歩き、美容室に行っていた妻と合流して吉祥寺美術館へ。「移ろう季節を感じて -所蔵作品より-」を観る。小畠辰之助という画家の作品が非常に気に入った。生命力に溢れている。同時開催されている、浜口陽三記念館と萩原英雄記念館の同テーマ展「女と鳥」も観る。どちらの画家も飽きるほど観ているのだけれど、このテーマでは新たな魅力を発見できたような。昭和のエロティシズム、アングラな性衝動というか。浜口洋三のパートナーだった南桂子の作品も展示されていた。純粋さと孤独。ささやかな幸福。

 

www.musashino-culture.or.jp

 

 読書は三浦雅士『孤独の発明』の続き。詩の、個人にとっての役割や価値と、集団にとってのそれらと、を考えざるを得なくなる。

 

孤独の発明 または言語の政治学

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考える身体

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身体の零度 (講談社選書メチエ)

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