わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

蒸し風呂の(ような)中を

 五時四十分起床。東京の今年の梅雨はダラダラと緩慢かつ気まぐれな降り方が多く、子どものころに散々経験したじっとりジメシメした空が延々とつづく典型的な梅雨のイメージと重なる部分が大きいのだが、西日本、九州はまったく違った、豪雨続きという、いかにも二十一世紀らしい、心の痛い降り方。夏がくるたびに、災害が起こる。一方で季節に関係なく、地震も起こる。この国は自然災害と常に背中合わせなのだから、と考えたところで、つづけるべき言葉が「常に気をつけなきゃ」「対策しておかなきゃ」なのか「これが普通だと思った方がいい」なのか「こんなもんだとわりきれ」なのか、よくわからない。どの言葉も現在を言い得ているような気がするが、同時に、まったく相応しくないような気もする。

 終日、デスクに張り付いて仕事。

 夜はランニングへ。雨は止んでいるが気温は高く、蒸し風呂の中を走っている気分。

 

 湯船につかりながら、dマガジンで久々に「RUNNING style」でも読もうか、最新号はとっくに出ているはずだ、と思ったら、残念ながら三月末で休刊になっていた。実はランニング人口は減りはじめているらしいし、消費者の紙媒体離れというのもあるだろう。本当に残念だ。