わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

光の復活

 五時三十分起床。涼やかな朝。

 日中は黙々と仕事。ネットがつながらないので調べ物やメール対応に苦労。iPadを4Gデータ通信で契約していたのが救いだ。

 夕方、修理業者が来訪。光回線、電柱のところで不具合が発生し、加えてONU(宅内装置)も故障していたそうだ。これでなんとか復活。ありがとうございます。

 夕方は軽くウォーキング。夜はエアロバイク。

 

 読書は田中和生叙事詩としての近代小説」(「群像」2019年9月号掲載)のつづき。漱石『こころ』論。江戸時代からの大きな時代の変化に対応しきれなかった古い価値観を持つ人間の苦悩、という視点でこの作品を読み解いている。『坊っちゃん』との類似点があげられているのには納得。ぼくは『坊っちゃん』も『こころ』も日本文学史上最高クラスのKY小説だと思っているのだが、そうではない視点、でもKYという捉え方も実は根っこのところでは「時代が読めない」「時代になじめない」といった部分で共通しているような。

 

群像 2019年 09 月号 [雑誌]

 

 

あの戦場を越えて ―日本現代文学論

あの戦場を越えて ―日本現代文学論

 

 

 

こころ (新潮文庫)

こころ (新潮文庫)

 

 

坊っちゃん (新潮文庫)

坊っちゃん (新潮文庫)

 

 

 

 

f:id:catkicker001:20190823231858j:plain

f:id:catkicker001:20190823231902j:plain