五時四十五分起床。今日も暑かった。九月に二日連続で猛暑日になるのは二十七年ぶりとテレビのニュース番組で言っていたが、二十七年前にそんなことがあったなんて、さっぱり思いだせない。いや、「九月に二日連続の」ではなく「九月に二日間の」だったか。わからない。忘れた。調べればわかるのだろうが、調べないでおこう。
葵が膀胱炎。何度もトイレに入って砂をかいては飛び出し、ヒステリックに走り回っている。イライラするらしい。尿も潜血している。午後、妻が病院に連れて行くことに。
十四時、小石川にて某案件の打ち合わせ。移動中、汗が止まらない。目に入ってくる。
十六時、帰社/帰宅。妻もほぼ同時に帰ってきた。注射を打ち、薬をもらってきたそうだ。ストレス性らしい。台風が原因か。態度は落ち着き、潜血もなくなったようだ。
多和田葉子「星に仄めかされて(10・完結)」(「群像」2019年10月号掲載)。病院の地下に住む不思議な男の子ムンンのモノローグではじまった連載が、ムンンのモノローグで終わる。ムンンがHirukoたちに星をプレゼントするシーンは美しかった。
瀬戸内寂聴「その日まで(13)」(同)。江藤淳との思い出。江藤淳、長年「群像」を購読し続けているから誌面で何かしか読んでいるはずなのだが、全然思い出せない。書棚には一冊もないなあ。