「群像」2019年12月号掲載。作者が考えるネーション(近代国家、と捉えていいと思う)の条件が非常に面白く納得できたので、要約してメモしておく。
- ネーションとは人々の共同体であるにも関わらず、それ構成するメンバーはほとんどが互いに面識がない。
- ネーションおよびそのメンバーはは自身の限界/境界を自覚している。国境、国籍。
- ネーションのメンバーには水平的な同志愛がある。
- ネーションは主権を持とうとする。政治的な単位を志向する。
この連載、(第1回からではないけれど)ずっと読みつづけているが、ついにここまで来たか、という感じ。あと2年くらいで終わっちゃうのかな。