五時四十分起床。冬晴れ。いや、十二月にしては暖かだから冬晴れという言葉はふさわしくないか。小春日和というには遅すぎる。適切な言葉がすでにあるのかどうか。布団を干し、シーツを洗った。
午前中は掃除。
午後から妻と銀座へ。ソニー銀座パークで開催中の体験型デジタルアート展「Affinity in Autonomy 共生するロボティクス」を観る。人の動きに応じてディスプレイの抽象的な映像が動いたり、床に置いてあった球体が寄ってきたり。アイボも展示されていたが、子どもたちがなでくりまわしていた。
エルメス銀座店で妻の腕時計のベルトの交換を依頼。タイプが古くて今のモデル用では取り付けられないらしく、取り寄せとなった。なんと、納期は半年後。ま、もう少し早く到着するだろうが。その後、8階にあるメゾンエルメスで「みえないかかわり イズマイル・バリー展」を観る。見えないものを見る、あるいは見えないと思い込んでいるものを見る、見えているものを見えなくする…など、見るという行為とその対象を、切り離したり、別の感覚器官を通じてくっつけたり…という編集行為によって現代アートとして成立させている。身体感覚にすごく近いところで展開されているので、実は難解なのだろうがそれほど難しく感じず、地味にもかかわらず楽しめた。体験型に近い展示だったからだろうか。
年末の人混みを押しのけて松屋へ。友の会の積立の手続きを済ませてから、あちこちを覗き回る。デザインギャラリーで「鈴木元 Everyday Things」シンプルなプロダクトデザインに込められた気配り、計算性、そして造形美。
同じく松屋の美術コーナーで「中村太樹男展 絵画が紡ぎだす物語の世界」。有元利夫と近いな、と感じたが、モダンでより空想的、そしてポップ。
そして久々に、愛するYohji Yamamotoへ。シャツとセーターを購入。
夕食後、ランニングへ。11kmを1時間。風が強くて辟易。
月見ラン。風が強かった。 pic.twitter.com/w9rPgbuy6z
— 五十畑裕詞 (@catkicker001) December 14, 2019