「群像」2020年1月号からの新連載。とある企業の創立者の形見である年代物のフランスの家計簿、改めて見てみるとそこに書かれていた名前はヴィンセント・ヴァン・ゴッホだった…。謎解き的な要素、美術的な要素、そして文学的な奔放さ。今後が楽しみだ。
今朝も五時四十分起床。起床後すぐ血圧を測るのが日課なのだが、今朝は上が140を超えていた。こりゃやばい。だが五分ほど時間をおいてから測ったら正常値になっていた。夢の影響なのか目覚ましのアラームで緊張したからなのか、原因はよくわからないが、まあ、そんなものの影響を受けたのだろう。
仕事。午後の某カレンダー案件のプレゼンに向けて準備を進める。話すことのシナリオをつくり、内容をチェックし、それを何度も音読する。実際のプレゼンの場ではつくったシナリオどおり話すのは五割程度、あとは大抵、別の言葉に置き換わっているか、暴走している。案の定、今日もそんな感じ。
十五時、東京駅近辺の某ビルにて某企業カレンダーのプレゼン。シナリオは半分が読まれず、暴走。途中でシナリオにはない冗談を言って、笑っていただけたら、今度はそれをネタにしてもう一笑いを狙う。本当に笑わせたいのではなく、気持ちをほぐしたり、こちらのプレゼンがおもしろかった、興味深かったという印象を与えるため。こざかしいかもしれないが、意外にこんなことが重要だったりもする。
新宿御苑前へ移動。少し時間が空いたのでタリーズコーヒーで休憩しつつメールチェックしてから(案の定、メールの数は多い)、代理店のディレクターや営業担当と待ち合わせて某企業へ。受注がすでに決まっている案件のデザインとコピーの提案。その前のプレゼンの名残か、また小さな笑いを狙ってしまった。
夕食は妻がハヤシをつくってくれた。「チコちゃん」を観ながら食べた。
▼妻が引っかかれたらしい。
ジーンズの尻ポッケに手をかけて立ってたら、いきなり「抱っこ!」と飛びつかれた結果。爪切っといてよかった😭 pic.twitter.com/GCymdPCHy7
— 梶原美穂🐱猫を描いたり作ったり (@kajiyon) January 17, 2020
五時四十分起床。
妻は、昨日嘔吐し一瞬だったが体調を崩したコジコジを連れて鳥の病院へ。ぼくは後楽園で打ち合わせを二発。
妻からLINEで連絡。こっちゃん、換羽によるストレスが原因で細菌性ではなかった。今後、食事量の制限は必要だが問題はないそうだ。
戻ってからは何かと慌ただしい状態に。新規の相談などが来たが、お受けできる時間的な余裕がほとんどない。急ぎの案件だった場合は、やりたくてもお断りするしかない。
日中は、葵がたった一人(一匹)でお留守番していたことになる。はじめての経験じゃないかな。さみしかったろうなあ。
コッちゃん診察終了。換羽のストレス性でした。菌がいるわけじゃなくて一安心。それにしても換羽=発情らしいので(コヤツはマメにお着替えする)ごはんをもっと減らして様子みることになりました。粟穂も禁止だなー。コッちゃんがっかり。 pic.twitter.com/VT0ouL59Ja
— 梶原美穂🐱猫を描いたり作ったり (@kajiyon) January 16, 2020
読書は長野まゆみ「ゴッホの犬と耳とひまわり」(1)(「群像」2020年1月号掲載)。今のところ、ゴッホも犬も耳もひまわりも出てこない。
五時四十分起床。雨。朝で止むかと思っていたが午前中一杯はだらだらと降りつづけた。
仕事。案件A、B、Cをひっきりなしにとっかえひっかえしながら進める。
午後、コジコジが嘔吐。求愛ゲロではない。そのう炎か。具合も少し悪そうだ。明日、妻が鳥の病院へ連れて行くことに。だが夜にはかなり回復。食欲もあり、元気におしゃべりしたり遊んだりしている。大丈夫そうだが、病院はキャンセルしないことにした。
タイミングを逃してしまい、ウォーキングはできず。
コッちゃんは食事制限中なので、1日4gのごはんを3回に分けて食べてます。さっきゆうごはんもりもり食べて今はご機嫌でゴニョゴニョおしゃべりしております。「コッちゃんは〜@#&食べる〜?」半分くらい鳥語で聞き取れない。昼間のゲロはなんだったのー?病院は行くけど。 pic.twitter.com/QUPUop9JRn
— 梶原美穂🐱猫を描いたり作ったり (@kajiyon) January 15, 2020
五時四十分起床。成人の日。世界的にも、祝日にして式典をして、というスタイルで成人を祝うのはどうやら少ないらしい。アジアやアフリカの一部の民族には度胸試しのような儀式が今なお残るようだが、よくわからない。いずれにせよ、晴れ着とはおよそ縁遠い。
祝日だが仕事。某美容系企業のパンフレットの構成。今日一杯かかるだろうと腹を括っていたのだが、昼前にはすっかり片付いた。それならば、と午後は吉祥寺まで歩き、井の頭弁財天をお参りし、お気に入りのドイツパンの店「リンデ」でライ麦のクソ重たいパン数種とプレッツェルを買い込み、「地産マルシェ」という八百屋さんで食材を少しだけ買い、すぐ西荻に戻ってきた。人が多かったので街ブラする気にはなれず。
一度自宅に戻り、荷物を置き、冷蔵庫に一つだけ残っていた干し柿をもりっと食べてから荻窪へ。出かけていた妻と合流し、食材を買ってから帰宅。合計11km歩いた。
夜はなんとなく仕事したい気分になったので別のIT系案件の資料の読み込みだけしておくことにしたが、疑問点が生じたので代理店の担当者にメールで質問を投げかけておいた。回答は明日の午後あたりだろう、と予想していたが、あちらも働いていたようで、意外にもすぐ返ってきた。
読書は滝口悠生「隕石」(「群像」2020年1月号掲載)を少しだけ。渋谷の小さな居酒屋。