わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

ルシア・ベルリン/岸本佐知子訳『掃除婦のための手引き書』

「星と聖人」読了。ちょっとつげ義春私小説的な作品に似ていると思った。「義男の青春」などのラストと、深い部分でつながっているような。
表題作、読了。世の中との接点としての職業。自己確認としての職業。語り手でもある主人公が夫を亡くしているという設定のせいなのか、みずから首を絞めているような感覚がわずかに感じられるのだが、そうしている自分や、そうすることで少しだけ翻弄されたり損したりしている周囲が、楽しさや喜びを感じているようにも思える。不思議な作品。
 

 

 

 

ねにもつタイプ (ちくま文庫)

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ひみつのしつもん (単行本)

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「猫又縁日」へ

 五時四十分起床。午前中は掃除。涼しいうちに、と思ってエアコンを市販のスプレー剤を使って掃除したら、よく冷えるようになった気がする。

 午前中は掃除。

 午後、妻は参加中のグループ展「猫又縁日」の会場へ。ぼくも遅れて顔を出した。妻の猫作家仲間である琴坂映理さんもいらっしゃっていた。

 少しだけ吉祥寺をうろついてから帰宅。

 ぼくらが帰ってから、手塚るみ子さんがいらっしゃったみたい。妻のグッズ、いくつか買っていただいたとのこと。ご本人もTwitterに投稿されていた。ありがとうございます。

 

 

 

 

 

酷暑の日

 五時四十分起床。六時には、家のなかにいるというのに、今日はハンパじゃない暑さになるぞと確信できるほどになった。八時、インコがバテているように見えたので不安になり、エアコンを入れた。

 仕事。書斎もエアコンなしでは過ごせない。某案件のライティング作業を進める。

 昨日、品川駅のエキュートのなかに入っているベーカリー「ブレッドワークス」のパンで昼食。ライ麦の食パンが、フェンネル?だったか、さわかな香りのあるスパイスが入っていて美味しかった。夏にあう味。こんな暑い日にパンはどうかとも思ったが、これはイケる。

 午後は別の案件。経営コンサルタントが顧問をしているクライアントの案件なので、ちょっと難しい。

 まったく涼しくならないので、ほぼ日課にしている夕方のウォーキングはやめることに。代わりに夜、走った。サウナの中を走るような感覚に辟易。短めにしておいた。

 

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今日の事件簿

  • 忙しさと流動性と事件
  • 謎の漬物事件
  • Zoom打ち合わせは疲れるんだよね事件(眼精疲労か)
  • ラ・メゾン手土産事件
  • 山手線車内でマスクをしない美少女事件
  • ひさびさの品川事件
  • パン買った事件
  • タオル買った事件
  • 断っていただけた事件

 

 

怒濤の進行

 五時四十分起床。起伏の激しい一日。仕事が夕方から怒濤の進行となり、遅くまで作業。

 母から電話。父、第一回の投薬が済んだとのこと。副作用はなかったそうだ。よかった。この治療、八回も行う必要があるらしい。がんばってほしい。

 

 

ルシア・ベルリン/岸本佐知子訳『掃除婦のための手引き書』

「ドクター H. A. モイニハン」。ラストが狂気じみていて、おまけにグロテスク。だが、読むのをやめられない。中毒的な魅力。
「星と聖人」。ひねくれた少女時代。
 

 

 

 

ねにもつタイプ (ちくま文庫)

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ゴーヤと父

 五時四十分起床。朝から蒸し暑いが、先日までの、長かった梅雨に比べたら快適、とはいえないが、あの日々ほどの不快さは感じない。

 仕事。午前中は某案件の企画書とパンフレットの原稿を仕上げ、まとめてメールで送付。

 冷麺で昼食。キムチをモリモリにした。

 午後は別の案件。クライアントはBtoBサービスの企業。業種としてはあまり興味ないなあ、と思っていたのだが、いざ箱を開けてみると興味深い部分が多々あり、仕事を通じてだが、学んでおけば今後かなり役に立ちそうだ。

 夕方からはまた別の案件。そして夜はさらに別の案件。なんだか慌ただしい。

 夕食は実家から届いたゴーヤをチャンプルーにして食べた。父、今日から三日間入院して治療を受ける。膀胱にBCGの液体を満たす治療法。副作用が出る場合があるという。今日食べたゴーヤは、その父が、母といっしょに借りている畑で育てたものだ。コロナ禍で、ずっと見舞いに行けないままでいる。