わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

銀座メゾンエルメス「ベゾアール(結石)|シャルロット・デュマ展」

 久々に完全オフだったので行ってみた。デュマはオランダ人の写真家で、現代における動物と人の関係性をテーマにした作品を撮りつづけている。2014年からは日本の在来馬を撮影しているそうだ。

 作品はいずれも動物を溺愛しているような感覚が一切なく、単体の馬、あるいは馬たちの群れと人の、どんなに近づいても埋められない「距離」のようなものが通底音的に響いてくるのだが、時折、それが一気に縮まる。その通底音と一瞬をどう受けとめるべきか、そこに動物と人の共生のヒントが隠れているように思えた。

 もうひとつ。デュマの作品には常に「死」の気配が漂う。だが時折、やはり先に述べた「距離」のように、一気に生が躍動し幸福感に満ちる瞬間がある。安易な生命賛歌ではない美しさを感じた。

 11月29日まで。

 

youtu.be

 

https://www.hermes.com/jp/ja/story/maison-ginza/forum/200827/

 

https://www.instagram.com/p/CGwvk0VFvtL/

久々に休めたので、メゾンエルメスへ。シャルロット・デュマ展「ベゾアール(結石)」。

発作とiPhone 12とスマートコンセントと

 今朝も五時四十分起床。軽い咳。胸がザラザラしたような感覚。少し嫌な感じがしたが、夕方に喘息の定期検診の際、先生に話してみたら、案の定、発作だった。軽度だったのでまったく日常生活に支障は出なかったものの、先生からはネブライザー吸入を指示され、七分間ほど吸ってきた。

 午前中は事務処理のために銀行へ。

 午後は通院の時間までひたすら仕事。

 ドコモオンラインショップに予約していたiPhone 12が発送可能な状況になったので手続きを進めてください、という主旨のメールが届いた。早速購入しようとしたが、先日料金プランをギガライトに変えたところ、これが月またぎになるので仮受付状態になっていて、これを解除しないとiPhoneが買えないという、よくわからない状況に。オンラインショップのチャットサポートで状況を詳しく教えてもらい、コールセンターに電話してあれくれ手続きし、一時間かかってようやく購入にこぎ着けた。あーあ。でも、到着が楽しみ。

 ホットカーペットのタイマー代わりに購入したスマートコンセントが到着。これも設定がよくわからなかったが、なんてことはない、Wi-Fiにつなぐ必要があるのだが、接続されるまでにかかる時間が普通のスマホやPCより(はるかに)長くかかったので、これを不具合と勘違いしただけのことだった。今は問題なく使えている。最近のホットカーペットは6時間から8時間で自動で電源がオフになってしまい、長時間家を空ける時に猫のために暖房を入れておきたいものの、勝手にオフになると(防災上は問題あるとわかっているが)ちょっと不便、ということで、タイマーを導入している。これで安心。

 

 

 

▼妻がショウビタキを見たらしい。

朝日を求める

 五時四十分起床。秋も終わりに向かいつつあるのを感じているのか、いや、もっとストレートにいうなら寒いのか、葵はここ数日、朝は必ずどこかにこもったきりで姿を現さない。陽が昇り気温が上がってくると、その日差しと温度を求めてフラリと姿を現し、ぼくに少しだけちょっかいを出してから、東向きの窓のそばに置いた猫用のベッドでコロリと横になる。

 

▼これは昼間の様子。寒いのと、ふざけたがっているのと。

 仕事。朝から混乱している。複数の案件の連絡が同時に押し寄せ、絡まった糸をほぐすように一つずつ仕事をこなしていく。あっという間に日が暮れてしまった。

 読書は堀江敏幸「二月のつぎに七月が」(32)(「群像」2020年11月号掲載)の読み残していた1ページを読んだだけ。

 

 

群像 2020年 11 月号 [雑誌]

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  • 発売日: 2020/10/07
  • メディア: 雑誌
 

 

 

雪沼とその周辺 (新潮文庫)

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戸惑う窓 (中公文庫)

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  • 作者:堀江 敏幸
  • 発売日: 2019/10/18
  • メディア: 文庫
 
なずな (集英社文庫)

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  • 作者:堀江 敏幸
  • 発売日: 2014/11/20
  • メディア: 文庫
 

 

今日の事件簿

  • 葵朝寝坊事件
  • 信頼関係事件
  • ちょっとだけ負担軽減事件
  • チャートは得意事件
  • 南瓜と韓国海苔事件
  • なるほどそういうことですか事件
  • 字幕の部署事件
  • スマホ忘れた事件
  • 巻き寿司の夜事件

 

堀江敏幸「二月のつぎに七月が」(32)

「群像」2020年11月号掲載。
 タクシー運転手が話す、詐欺まがいの悪徳工事業者と盆栽愛好家の話。なぜか妙におもしろい。

 

 

群像 2020年 11 月号 [雑誌]

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  • 発売日: 2020/10/07
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雪沼とその周辺 (新潮文庫)

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戸惑う窓 (中公文庫)

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  • 作者:堀江 敏幸
  • 発売日: 2019/10/18
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なずな (集英社文庫)

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  • 作者:堀江 敏幸
  • 発売日: 2014/11/20
  • メディア: 文庫
 

 

ナイツ塙と都丸紗也華とサッカースパイク(もどき)

 ナイツ塙がグラビアアイドルの都丸紗也華と一緒にわが家にやって来た。プレゼントがあるという。ほら、あなたと言えば黒と紫色でしょ、だから、はい、これ、と手渡されたのは、黒と紫でデザインされたサッカースパイクもどきだった。よく見るとクロックスと同じ素材でできていた。……という夢を見た。ちなみにぼくは、都丸紗也華というグラビアアイドルは名字が中学校時代の友人のトマルくんとおなじだったから覚えているだけで、名前と顔が一致しない。夢に出てきた都丸紗也華は、顔はよく思い出せないが端正で美しかった気がする。暗めの茶髪を背中まで伸ばしたストレート、スレンダーな体型で、キャリアウーマン的なスーツを着ていた。検索してみたが、ちょっと違う気がする。

  仕事。某案件と某案件を早々に納品し、別の案件二件の見積をつくり、さらに別の案件の資料を読み込む。

 午後は虎ノ門ヒルズへ。入るのは初めてだ。某案件の打ち合わせ。日比谷線虎ノ門ヒルズ駅から直結していると思い込んでいたのだが、直結の仕方がなんだかわかりにくかった。

 十七時過ぎ、戻ってあれこれと作業。

 夕食は昨日買っておいた日向鶏を妻がグリルしてくれた。うまし。

 

 

 

 

ナイツ午前九時の時事漫才

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  • 発売日: 2020/07/31
  • メディア: 単行本