わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

そういうことになっている

 五時四十分起床。雨。雨足は弱いがムラッ気が強いようでわずかながら強まったり弱まったりを繰り返しているようだ。昨日の予報では午後には止むということだったが、例によって予報内容は変わり、終日降ったり止んだりを繰り返すという。特に外出の予定はないというのに雨というと少し気落ちするのは、高校時代の陸上部の時の価値観やら感情やらをいまだに引きずっているということか、それとも常識的に世の中がそういうことになっているからか。

 仕事。午前中は時間が空いてしまうかな、と思っていたが朝からメールやら電話やらが多く、結局夜まで、気を抜いている時間はなかった。

 佐伯一麦枇杷は九年で」(「群像」2022年2月号掲載)を半分くらい。仙台のマンションの一階に住む夫婦の、専有部分の庭に埋められて発芽した枇杷の種が語り手。彼(モノローグが男性っぽい)はなんとか冬を越して元気に成長していたが、ある日、大きな地震を体験することになる。被災者でありながら外側の視点を持てる存在、という点がとても興味深い。

 

 

 

 

 

 

今日の事件簿

  • お仕事黙々事件
  • ちくわは高たんぱく質事件
  • 雪は溶けていた事件
  • とんでもなく足が速い白人(国籍わからんがたぶん外国人)に抜かれた事件
  • デカい白犬事件
  • 「ミステリと言う勿れ」おもしろいね事件(原作は少しだけ読んだけど)

 

 
 
 
 
 
View this post on Instagram
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

A post shared by 五十畑裕詞 (@catkicker001)

 

どうやら計算ミスを

 今朝も五時四十分起床。日曜日ではあるが、午前中は仕事。

 仕事中に電話。出てみたら、クレディセゾンからだった。今月四日の引落が残高不足でされなかったらしい。クレジットカードは複数あるので、必ず引落金額をしっかり計算して十分な額を入金しているのだが、どうやら計算ミスをしていたようだ。

 午後、義父母が来訪。義父、また検査入院をするとのこと。念のための検査入院という意味合いが強いらしい。

 義父母が帰ったところで銀行へ。現金を引き出し、西友にあるクレディセゾンのATMで入金を済ます。買い物してから帰宅。そして仕事再開。

 夜、「日曜美術館」。いろんな芸能人が美術館を取材しアートを堪能していた。とてもおもしろかったのだが、一部の公立美術館では感染者数急増のため休館を決めたところもあると聞く。この状況、早く改善すればいいのだが。

 

 池澤夏樹「砂漠の検問所」(「群像」2022年2月号掲載)。短篇小説にするより、長篇にするか、あるいはドキュメンタリーのほうが興味深い題材だと思った。

 川上弘美「流れるプールに流される」(同誌掲載)。私小説風の連作短篇の最新作。弟のコロナ闘病記。

 

 

 

 

悲しみ、そして希望の兆し

 五時四十分起床。巨大な滑り台のついた銭湯に入る夢を観た。

 今日はオフ。午前中は掃除。午後は妻と吉祥寺へ。びっくりするほど人が多い。

 吉祥寺美術館へ。「土田圭介鉛筆画展 心の灯り」を観る。2020年におなじ吉祥寺美術館で個展が開かれたのだけれど、緊急事態宣言中でたった一週間しか開場されず残念に思っていたのだが、テーマや作品を変えて再度開かれることになった。ま、オミクロン株でまたまた感染者激増なので、今後どうなるかわからないけれど。鉛筆だけでここまで作品世界を広げられるのか、という作品構築力と画力に圧倒されたが、それよりも、作品全体を覆う悲しみのようなものがとても気になった。ただし、完全な闇のような深い悲しみではない。希望の兆しはあるような。

 
 
 
 
 
View this post on Instagram
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

A post shared by 五十畑裕詞 (@catkicker001)

 
 
 
 
 
View this post on Instagram
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

A post shared by 五十畑裕詞 (@catkicker001)

 

 

 買い物をして帰宅。戻ったら仕事のメールで緊急性のあるものが何本か来ていたので対応。結局働いてます。

 

 

 

 

 

今日の事件簿

  • 朝からおなじこと事件
  • 坂道凍結かっちかち事件
  • 七草がゆは腹が減る事件
  • ぐちゃぐちゃボールペン事件
  • 交差点凍結かっちかち事件
  • 手首パキパキ事件
  • 群像届いた事件

 

 

 

 

そのまま粉になったように

 五時四十分起床。

 仕事。昼前に納税のために銀行へ。雪という予報、そりゃでるだろうな、という空模様。東京では、雪が降る直前の空は明るめの灰色の雲が平坦に広がる。そこから、雲がそのまま粉になったように雪が舞いはじめた。

 昨日の予報では軽く降っておしまい、というはずだったが、降り方は強くなり、次第に積もりはじめた。家のなかが床から窓から壁から冷える。

 十七時、Zoomで打ち合わせ。長丁場になった。

 夕食は玄米カレー。うまし。

 

 読書は井戸川射子『ここはとても速い川』。親と離れて暮らす子どもたちと、親ではないオトナたちとの接点。

 

 

 

 

動き

 五時四十分起床。ここ数日、特に朝は左手首のTFCC損傷の痛みが激しかったのだが、今日は比較的穏やか。少し安心したが、油断はできない。

 仕事。昨日も進めていた案件に集中しようとするも、メールや電話が多く、なかなか腰を据えて取り組めない。今日から仕事始めとなる企業は多いというが、初日は挨拶回りで本腰を入れて動くのは翌日から、というスタイルはコロナ禍では通用しないようだ。そもそも、得意先取引先に顔を出しにくい。企業によっては新年早々、出勤せずに働き始めても問題ないのだろう。年末年始の浮かれ気分を覆い隠すように、あるいは捨て去るように、みな猛ダッシュで働いているように感じる。

 午後、年末年始のTFCCの悪化が気になったので、整形外科へ。ただし、診察はせずマッサージとリハビリだけ。痛みは少ないが、リハビリはややしんどかったので、やはりうまく動いてはいないのだろう。

 

 読書は井戸川射子『ここはとても速い川』。あらすじをまとめにくい作品。