わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

さよなら大江さん、さよならツトム

 五時四十分起床。

 昼頃から雨だというので、朝イチで軽くウォーキングしてから仕事。某企業広報案件、某文具メーカー、某マリコンなど。

 大江健三郎、逝去。大江さんが作品を書かなくなって10年。その間に社会は激変した。感染症と戦争…。大江さんの死は、なんだかすごく時代を象徴しているような気がした。

 夜、急に中学時代の同級生で、中学の先生になって吹奏楽部の顧問になり、茨城県大会で上位入賞常連にまで育て上げたツトムのことを思い出し、検索してみたら2017年に急死していた。全然知らなかった…。大江さんの死が引き金になって、ちょっとした虫の知らせ的な感覚が働いたかな。クソ真面目で熱血漢、そして力を抜いたり休憩したりというのがへたっくそなヤツだった。今さら感はあるけど、ゆっくり休んでくれ。

 

 

何かの幼虫

 五時三十分、葵の嘔吐で目が覚める。ここ数日、よく吐いている。猫によくある慌て食いのゲロなのだろうが、ちょっと気になる。便も緩い。だが、本猫は元気だ。

 朝イチでベランダのアロエを植えていたプランターの処分を進めた。巨大すぎて一気に作業しきれない。先日、ようやく本体を抜き終えたので、次は根っこの処理。土の中から何かの幼虫が出てきた。カブトムシに似ているが、もっと細い。

 掃除を終わらせてから仕事。某案件の取材内容の整理を黙々と。

 十六時、業務終了。Amazonプライムで、「STAR TREK PICARD season3」の第4話を観る。これぞスタートレック、という感じの宇宙での大ピンチ切り抜け作戦。

 夕方、妻と軽くウォーキング。ついでに西友で買い物。

 夕食。生姜焼きを食べながら、日曜美術館を観る。森山未來エゴン・シーレ展を鑑賞していた。シーレ、あまり好きになれない画家/作品なのだが、一方で時折ものすごく気になってしまう作品があるのも事実。彼の作品の大半は、そこから(ぼくとしては、の話だが)美しさが感じられないのが苦手な原因のひとつ。だが、そうではない作品もある。

www.nhk.jp

安堵したのもつかの間

 五時四十分起床。

 東日本大震災の日。取材帰り、荻窪で地下鉄を降りて歩きはじめて数分で激しい揺れを感じ、家まで走ったのを覚えているが、その後の記憶はほとんどない。数分遅れていたら地下鉄に閉じ込められ、さらに数十分遅れていたら訪問先の超高層ビルの上層階に閉じ込められていたので、自分はラッキーだったと安堵したのもつかの間、その後の報道があまりに悲惨だったので、報道内容こそある程度覚えているものの、その時に抱いた感情や行動は、意図的に記憶を消しているのかもしれない。たいした被害を被っていない自分でもこのザマなのだから、大変だった方の苦労は計り知れないし、ストレスも想像できないくらい大きかったのだろう。

 午前中は掃除。午後は仕事。

 夜はランニングへ。11kmを1時間で。ランナーをほとんど見かけなかったな。

春めいた陽気のおかげで

 五時三十分起床。今週は外出が多い。寒かったら連日の早起きがきつく感じるところだろうが、春めいた陽気のおかげでまったく苦ではない。もっとも、目のかゆさには辟易しているが。

 午前中は横浜へ。朝の電車は混雑するだろうと思っていたが、やはりリモート勤務がある程度つづいているおかげなのか、それほど大変ではなかった。某社にて取材。終了後はすぐ帰宅し、途中で買ったサンドイッチで遅い昼食を済ませてから仕事再開。某社の企画案件、コシを据えてじっくり取り組みたいのだがここまで打ち合わせやら取材がつづくとそうはいかない。慌ただしい状況は夜までつづいた。

 

 読書は保坂和志「鉄の胡蝶は記憶は夢に歳月に彫るか〔55〕」(「群像」2023年3月号掲載)。ストーカーとコミュニケーション能力。いや、察知能力というべきか。

 

 

考える練習

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とっちらかった感じだというのに

 五時四十分起床。昨日の仙台出張の疲労は適度に抜けている。寒さがほぼ消えた朝は曇りがちの空ではあったものの快適で、アタマのなかは慌ただしくてとっちらかった感じだというのに、妙な開放感を感じる。

 仕事。午前中は事務処理のために銀行へ。その後、とある案件のためにドラッグストアの店内を数軒視察。午後からは某案件の企画、別の案件の赤字対応、さらに別の案件の赤字対応。またさらに別の案件の打ち合わせ。参加者の一人の環境が、Microsoft Teamsと相性が悪いようで四苦八苦。二十時過ぎ、ひとまず店じまい。

 夕食は妻が買ってきてくれたまぐろの太巻きと鯖ずしを食べた。

 

 保坂和志「鉄の胡蝶は記憶は夢に歳月に彫るか〔55〕」(「群像」2023年3月号掲載)。海の近くに住む人たちが見る海の夢。

 

 

考える練習

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今日の→

 五時三十分起床→身支度、動物の世話→朝食→出発→荻窪駅→東京駅→車内で仕事→仙台駅→仙台某所で取材→「司」で牛タン定食→ねこ専門またたび堂へ→仙台駅→ずんだ餅購入→車内で仕事→睡魔に負ける→東京駅→荻窪駅→帰宅→たまったメールの処理+取材の録音データ整理→カレーで夕食→新聞切り抜き→これからヨガをやるつもり。

 

www.gyutan-tsukasa.co.jp

早歩きではかなり

 五時四十分起床。朝のうちは冷え込んでいたが八時を過ぎると急に暖かくなり、家を出た九時頃には桜が咲いていてもおかしくないくらいに気温が上がった。薄手のコートにしたものの、早歩きではかなり汗ばむ。

 後楽園で新規案件の打ち合わせ。対面で行うのは久しぶりだ。終了後、すぐ戻って作業。一段落してから昼食。そして別の案件のリモート会議。慌ただしいが、おもしろい案件が多いので楽しい。

 夕食は妻が大根と鶏肉の、ちょっと変わった料理をつくってくれた。醤油ベースだが、鶏肉は塩麹に漬け込んだものを焼いたのだそうだ。おもしろくておいしい。

 

 保坂和志「鉄の胡蝶は歳月は記憶に夢に彫るか(55)」(「群像」2023年3月号掲載)。今日、4月号発送のメール通知が来ていた。また読み終わらなかったなあ。