わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

2006-03-22から1日間の記事一覧

新宿・紀伊國屋書店

小島信夫・保坂和志『小説修業』。新聞の書評を読んで興味をもった。老作家と中堅実力派の、文学についての往復書簡。小説修業作者: 小島信夫,保坂和志出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 2001/09メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (21件…

田中小実昌『アメン父』

コミさんは何を書きたかったのだろう。父の伝記か、宗教論か。違う。論理や常識、感動、批判、協調、不和、そんなものを超越した、信仰という行為がもつエネルギーそのものを、父の生き様を通じて表現したかったのではないか。いや、表現という言葉も違う。…

古井由吉『辻』

「受胎」。男女の交わりも、辻のようなものか。

胸毛ぼうぼう、桜ちらほら

スネ毛以外の体毛は薄いほうなのだが、胸毛が突然ぼうぼうになってしまった夢を見た。実際は長い夢の一部で胸毛ぼうぼうになったのだが、どんな脈絡でそうなったのかがわからない。大型トラックを運転していた気もするし、卒業式の準備をしていた気もする。…