わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

2006-03-24から1日間の記事一覧

古井由吉『辻』

「草原」読了。終電を逃した主人公が駅で見かけた中年の男性。思わず憎むような視線を送ったその相手は、その後知り合い男女の仲となった四歳年上の女の、自殺した亭主であるらしかった……と書くと、なんだか昼メロみたいだな。男女関係の辻に、運命の辻が重…

後楽園の本屋さん(名前知らん)

浦沢直樹・手塚治虫『プルートゥ』3。浦沢作品は高校生くらいから読みつづけている。『MASTERキートン』が一番好きかな。『MONSTER』はちょっとくどさを感じた。

ぱっつんぱっつんからちらりほらりへ

七時起床。日課のゴミ出しのためにジャージとサンダルで外に出て、思いがけぬ寒さに身を縮めた。風は北西からか。真冬の厳しい鋭利さこそないが、面でおしよせる春の突風のようだというのに冷たく感じる。三寒四温。今日は三寒の極みにあたるということか。…