わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

2006-10-13から1日間の記事一覧

古井由吉「野晒」

「群像」10月号より。記憶と現在を自在に行き来する文体。意識が飛躍する瞬間に、ふわりと物語(のようなもの)が浮かび上がる。

町田康「あぱぱ踊り」

不況の嵐吹き荒れる街で、主人公は自称スゴイ才能のひとに出会う。なんだかよくわからん作品だなあ。

荻窪・吉田

お好み焼き。浅草出身のおねえさん(おばさん)が焼いてくれる。ふわりとした生地は快感。カツオブシ、お好み焼きソースは使わず、青のりとウスターソースすこしだけという食べ方を教えてもらったが、素材そのものの味を楽しめてなかなか。おすすめ。 カリカ…

日本フィル シーズンコンサート「秋」(杉並公会堂)

音が心地よくて、ものすごーく眠くなってしまいました。耳を傾けていると、いつの間にか音楽が頭の中で映像化され、その景色やら動きやらに引き込まれてしまい、そのまま映像に意識が溶け込み、やがてなくなる。すると、カックンと頭が揺れて、ハッと我に返…

「武満徹 没後10年、鳴り響く音楽(イメージ)」

生前の対談や、没後に書かれた親しい方たちによるエッセイなど。デヴィッド・シルヴィアンと武満の対談も収録されている。武満はデヴィッドの「Ember Glance」をかなり高く評価していたみたい。なるほど「November Steps」と、どこかで通じている作品かも。…

無茶苦茶に無邪気でよく遊ぶ。

熟睡。いつもなら三時から四時のあいだに一度は花子に起こされるのだが、今日は起こされても気づかぬほどぼくが熟睡していたか、それとも起こすのを忘れるほど花子が熟睡していたか。五時に一度目を覚ますと、花子は枕元でぼくにぴたりと体をつけ、小さなピ…