わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

2006-11-03から1日間の記事一覧

西荻窪・西荻荘

南口・ゲームソフト屋の「カメレオン某」の斜向かい。「野菜ソムリエのいるRelax DINING & BAR」だそうだ。特に素材にこだわっているというようなことはないようだが、イタリアンをベースに創作性の高い料理を出している。グラタン皿に軽く茹でたアスパラガ…

コロナ・ブックス『作家の猫』

帯には、こう書いてある。 おれの無口なペン先ではとても描写できないほど とらちゃんは愛らしい。--中島らも漱石の「吾輩」から、中島らもの「とらちゃん」まで 作家に愛され、描かれた猫たちのアルバム 敬愛する武田泰淳先生が飼っていらしたタマも、しっ…

ドゥルーズ/ガタリ『アンチ・オイディプス 資本主義と分裂症』

大学生のとき、猛烈に読みたかったものの当時は文庫なんてなく、かといって図書館で借りるには少々内容が重すぎて期間中に返す自信がなく、結局手を出せなかったのが本作。でも、読む時間つくれるかなあ。アンチ・オイディプス(上)資本主義と分裂症 (河出文…

町田康『パンク侍、斬られて候』

ハードカバーで買って読もうと思っていたが、機会を逃し続けているうちに文庫が出てラッキー。というわけで購入。パンク侍、斬られて候 (角川文庫)作者: 町田康出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2006/10メディア: 文庫購入: 9人 クリック: 51回この商品を含…

三遊亭小遊三・春風亭小柳枝 二人会

小遊三と言えば「笑点」の色男&泥棒&イボンヌキャラ。しかし、落語の実力はなかなかのものだ。小柳枝のことはよく知らなかったが、先日観た春雨や雷蔵以上の技巧派と見た。 開口一番 桂ち太郎「子ほめ」…まあ、こんなもんでしょ。前座さんですから。この子…

介護気分

花子、エリザベスカラーをつけた状態ではうまくオシッコできなかったようで、ぼくがちょっとお手伝いしてあげたらすぐにジョジョジョと出した。ゴハンはお皿を口のそばまで持っていってあげて、食べさせた。水もコップをお皿を口のそばまで持っていってあげ…

老人化

父親の誕生日である。何歳だかよく知らない。たぶん六十七くらいだと思う。息子のくせに薄情な、と思われるかもしれない。親が歳を取り老いていくということは、あたりまえなのではあるが、心のどこかでどんどん老人化しているという事実を認めたくないと思…