わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

2006-11-28から1日間の記事一覧

キヤノンさんが来ているときは

キヤノンさんが来ているときは、花子はアトリエで待機。午後は寝ていることが多いので、大騒ぎになることはない。麦次郎はリビング。たいてい押し入れに引き篭もるのだが、どういうわけか今日は突然目を覚まし、ナアンナアンと鳴き叫んでいた。写真は、夜に…

古井由吉『山躁賦』

「まなく ときなく」。狂気とは、自らそこに陥るのではなく、すぐそばに、例えば隣の部屋にある寝台の上に、あることに気づくことことである……本作を読んでいると、そんなことを考えてしまう。

時雨

六時五十分起床。小雨が降っているようだ。この季節の雨だ、時雨と呼ぶべきか。降るというよりは舞い散っているといったほうが正しい。雨滴が体温のようなぬくもりを含んでいるのか、冬の雨の辛辣な冷たさはない。 先日仕上げた仕事が、拡大して戻ってきた。…