2006-12-05から1日間の記事一覧
花子、夜中にぼくを無理矢理起こし、ゴロゴロと喉を鳴らして甘え、ぼくの腹の上で寝直すのが日課になりつつある。下痢をした後の身体にとって腹の上で寝られるのは酷だが、耐えた。 麦次郎、冬になってホットカーペットのスイッチをオンにすることが多くなっ…
九十歳を迎えた主人公は、せっかくのうるわしき処女との一夜を、何もせずに過ごす。以後、彼はその処女に恋するようになる。 九十歳と十五歳。コラムニストと女工。買春する男と売春する女。そんな、意外な組み合わせの純愛、ということだろうか。
七時。下半身は相変わらず力が抜けているような感覚がするが、腹痛は消えた。起きてみる。立てる。抜けていたはずの力も、足の裏、足首、ふくらはぎ、腿、と問題なく伝わっていく。昨夜の下痢は、まあ毒が抜けたようなものだろう、と考え起床。いつものよう…