2007-01-07から1日間の記事一覧
風邪に倒れる主人公。高熱にうなされながら見た夢の世界の曖昧さと、両親から離れ知り合い(親戚?)の家に幼い弟とともに預けられていることから生まれる不安の、ぐにゃぐにゃした感覚の描写はさすが金井美恵子。
とにかく、ひとが多すぎて疲れた。 作品は、初期のものは凡庸。中期から後期にかけてのだまし絵的なものは、技巧的には優れているし発想もユニークでスゲエとは確かに思うのではあるが、これは美術作品というよりも高度なデザインやイラストに近いのではない…
七時三十分、花子に起こされる。花子め、どうもぼくが平日は七時に起きるのがわかっているらしく、休日に寝坊を決め込んでいると、起きなくていいのか、そんなのはだめだ、としつこく迫ってくるようになった。腹時計の正確な猫だ。 ぷちぷち、今日も37g。 初…