わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

2007-12-21から1日間の記事一覧

Missing Sync 6.0.2

Mac用Palm同期ソフト。ようやくMac OS X Leopardに正式対応。6.0正規ユーザは無償でアップデートできる模様。現在download中。 うーん、どうしよう。ぼくのiMacもバージョンアップしようかな。

星野智幸『無間道』

星野作品は、面白いのだけれど読み続けられない。自分のココロにしっかりバリアを貼っておかないと、強烈すぎる負のエネルギーにたちまち侵食されてしまいそうになるからだ。読了すれば、その負のエネルギーがどこかでプラスに転換するのだけれど。無間道作…

茅野裕城子『ミッドナイト・クライシス』

『犬身』を書評していた茅野の作品。イマドキの中年女性の生き方を通じて、何を伝えようとしているのかがちょっと気になる。 それよりも、「群像」で書評を担当した井坂洋子が引用した、清水哲男(この作家、よく知らないんだよなあ)の詩がなかなか面白かっ…

松浦理英子『犬身』

松浦、七年ぶりの小説ということで話題になっているようだが…。「群像」で、茅野裕城子が絶賛していた。 生殖とは似て非なる、永遠の課題であるセクシュアリティって、一体なんなのだろうか。読後には、甘露、いや「犬の蜜」のかぐわしさが残った。 だってさ…

奥泉光『モーダルな事象』

小説では奥泉の最新作になるのかな? 推理小説らしい。寝る前に、1日1章くらいのスローペースで読むことにした。今のところ内容は推理小説というよりは、ぼくが学生のときにベストセラーになった筒井康隆の『文学部唯野教授』みたい。もっと細かいギャグが多…

金井美恵子『岸辺のない海』

バーで酔ってグダグダになる男を見て、その男の姿と行動に自分自身の断片が含まれることに気づく主人公。その酔っ払いの男にだけ、彼との共通点があるわけではない。彼は誰にでもなれる可能性を秘めている。逆に言えば、彼がどんなにひねくれた行動を取ろう…

組み込まれる/引き返す

六時四十五分起床。皆藤愛子の天気予報を見損ねてしまった。なんとなく調子が出ない。いかん、毎日の生活に皆藤愛子が組み込まれつつある。 年内の実労時間がかなり限られてきた。相変わらずメールの数は多いものの(それ以上にスパムが多くて辟易するが)、…