わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

2007-03-01から1ヶ月間の記事一覧

マイ現金袋が必要じゃないか

朝の日課となっていた窓の結露拭きが日に日にラクになってきているということは、日の出前の部屋の内外の温度差がさほどなくなってきたからに違いない。ならば、春とはこの温度差、つまり明け方の冷え込みのやわらぎの中に潜んでいるのか。少しずつ太陽が光…

金井美恵子『快適生活研究』

「よゆう通信」。関係者・知人に一方的に『よゆう通信』なる私信を送り付けるボンボン建築家のE。よーするに、自慢ばっかりのイヤなヤツ。ちょっと引用。 杉田さんは、なんで自分が『よゆう通信』の準備号も含めて、つい熱心に読んでしまうのかといえば、そ…

真夜中のハッスル/さよならカモちゃん

三時、花子が何やら落ち着かぬ素振りをするのを感じて起きる。リビングで麦次郎が大暴れしているのを感じ取り、その様子がヘンだと思ったのか、少々不安になっているようだ。なだめる。まあ問題はないようだ。それより麦次郎だ。昼と夜が等分になるのがおも…

金井美恵子『快適生活研究』

「よゆう通信」。建築家がチョーむっかつくキャラ。オバサンによる井戸端会議でのつるし上げの刑。軽妙だけど技巧的。描写力の勝利なんだと思う。

ぷちぷち、肝臓の調子は上々らしく、三ヶ月以上つづいた投薬を終了することに。医者通いも月イチだったが次回は三ヶ月後、そこで問題がなければ半年に一度でいい、ということになった。一度死に損なった子がよくぞここまで恢復してくれた。ありがとう。 花子…

もう痛くないよ

七時起床。寒いのか暖かいのかが判然としない朝。 十時三十分、茅場町で打ち合わせ。陽射しは暖かだが風は冷たい。しかし近ごろは陽射しのほうが若干押し気味らしく、風があっても陽の暖かさを感じる瞬間がすこしずつ増えている。こんな時期は、何を着るべき…

金井美恵子『快適生活研究』

「そんとく問答」。女のひとって、こういう思考回路してるんだろうなあ。そう思わせる文体の手紙。タイトルの「そんとく」の意味がよくわかんなかったな。

レディーのヒップになにするの!

花子、尻がなんとなくシッコくさかったので動物用の身体拭きウェットティッシュ(ノンアルコール、無添加だから拭いた後で身体を舐めても安心)で拭いたら、レディーのヒップになにするの!って感じで怒ってた。 麦次郎は寒がり。ずっとホットカーペットの上…

地下鉄はゲレンデだ!

http://www.youtube.com/watch?v=fFqQOlYE4EE 発想は安直。フツーは思い立ってもやらないけどな。

もう痛くないけど

怪我したその夜は寝返ったときに指に痛みが走り目を覚ますことがあったが、もう大丈夫らしい。今はほとんど痛まない。少々指先に異和感がある程度。 七時起床。冷え込みの厳しい朝。仕事をはじめるも、北西にある書斎はいつまでたっても暖かくならず、寒い寒…

まだ痛え

夕べはタマネギを切っていたら指先ザクリ。左手の中指。 キーボード、D、Eあたりが打ちにくい。文を打つたびに痛え。 顔や手を洗うとちょっと水がしみて痛え。 トイレで小便した後に洋式便座のふたを閉めたらちょうど中指の先のところにふたの縁が閉まりなが…

痛え

ラム肉でカレーつくった。指切った。痛え。

ネコネタ。より

http://blog.goo.ne.jp/ck002/e/226b212e866ab97ebda61f647410b91c 麦次郎がこんなことをしていたなんて………………………………………………………………………………ショックだ。

金井美恵子『快適生活研究』

「純な心」読了。女だけで、女の問題を解決しようとする話。だから思考回路が女。文体が女。男であるぼくは、この感覚がとてもおもしろかった。 「そんとく問答」。女からの、女の友人に当てられた手紙。 『ニッポンの小説』は、後半になってトーンダウンし…

雪らしくない雪、雪空らしくない雪空

七時起床。昨日ほどではないが、今朝も目覚めてから起きるまで時間がかかってしまった。眠気と寒さ、両方に負けた感じだ。 新聞を取りにいったついでにマンションのエントランスから外に出て深呼吸してみると、小雪がぱらついていた。しかし空には雪模様のと…

西荻窪 HUGE

カレー専門店。昨日行ったのだけれど、書けなかったから一日遅れてレポ。メニューを見る限りは欧風カレーのようだが、使っているスパイスが茴香だったり中国山椒だったりとかなり個性的で、欧風だのインド風だのといったカテゴリーを感じさせない、不思議な…

自分でゴハン用意して食べるから

花子、昼時になってもコピー機の上で眠りつづけている。花子、眠そうだけれどそろそろゴハンだよ食べるか、と訊ねると、いつもなら、フゥーン! と口を開けずに大きな声を出し、コピー機から飛び降りてフゥーン! フゥーン! フゥーン! と鳴き散らかしなが…

東スポ、久々にやらかしてくれた!

1面 衝撃独占写真!! 妖怪ゴム人間 明治神宮参拝 過去3度目撃の石坂浩二が鑑定!証言!!

睡魔は伝染る

連日、目覚しをセットした時間と実際に起き上がる時間にタイムラグが生じている。今朝は二十分近く布団の上で朦朧としていた計算になるが、なぜそこまで眠いのか。自覚症状はない。春眠暁を覚えずというが、寒の戻りがつづくここ数日に春眠などという単語の…

高橋源一郎『ニッポンの小説 百年の孤独』

荒川洋治の小説論、つづき。うーん、鵜呑みにしすぎている?

金井美恵子『目白雑録』『目白雑録2』

amazonで注文していたのが届いた。小説家のオバサンの毒舌が炸裂。ふっふっふっふ。目白雑録 (ひびのあれこれ)作者: 金井美恵子出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 2004/06/18メディア: 単行本 クリック: 18回この商品を含むブログ (71件) を見る目白雑録…

星野智幸『目覚めよと人魚は歌う』

移動中に読む本を忘れたのでつい購入してしまった。星野の三島賞受賞作。自分を人魚だと思っている妄想癖のある独身女が、人殺しの日系人若年カップルをかくまう話、らしい。 星野ならではのダークに病んだ特異な文体が炸裂。彼の短編を以前読んだことがある…

流れが乱れる

六時五十分に目が覚めるも、そのまま十五分を朦朧と過ごしてしまった。 雲ひとつない、冬晴れの朝。季節の流れはいったいどうなっちまっているんだ? 青空に飛行機雲が映える。見上げていると身体がキンと冷える。 午前中は三田で某通販サイトの打ち合わせ。…

うんころがし

花子のウンコが書斎のドアの前に落ちていた。ウンコを尻にはさんだままウロウロしたらしい。 麦ぷちは相変わらず。

レム=科学批判?

昨年亡くなったスタニスワフ・レム。タルコフスキーの『惑星ソラリス』に興味をもったのがきっかけで、原作者であるレムにも興味をもった。一時期は、SFと言えばレムかディックか、なんて考えていたりもしたなあ。ディックはもちろん、フィリップ・K・ディッ…

高橋源一郎『ニッポンの小説 百年の孤独』

保坂和志の小説論『小説の自由』に歩み寄るようなカタチで「散文論」が展開されるのだが、相変わらず荒川洋治の、詩人から見た小説論の引用がバンスカバンスカと。猫田道子の『うわさのベーコン』を論破したときは拍手喝采!と思ったが、川崎徹のあたりでは…

ひさびさに一文で書いみたのだけれど、

七時に目が覚めたが、アタマのうしろに花子がいるのに気づき、声をかけたら寄ってきたのでダッコしたらいつの間にか眠ってしまい十五分が過ぎ、これはイカンと慌てて身支度、八時過ぎから仕事に取りかかり某生命保険会社のパンフレットのアイデア出しに躍起…

干しぶどうをツマミに日本酒を飲むと

日本酒の旨味が完全に消えます。これは他のサイトの情報じゃなくて、自分の体験。こう感じるのはぼくだけなのかな。

金井美恵子『快適生活研究』

昨日からちょろちょろと読みはじめている。目白ものだけれど、今のところこれまでの登場人物は出てこない。相変わらずダラダラと登場人物の心に浮かんだことや日常で起こったことが、(先の『ニッポンの小説』ではないが)、よりリアルな口語体としての散文…

高橋源一郎『ニッポンの小説 百年の孤独』

三章め(になるのかな?)の「ちからが足りなくて」。散文=正常(な語法の文章)、詩=異常(な語法を含んだ表現)という一般的な認識を覆す荒川洋治の論考が引用されていた。タイトルは、「散文は『異常な』ものである」。ぼくも引用。 白い屋根の家が、何…