わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

2007-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ハナミズキ

夕べは睡魔に負けて「タモリ倶楽部」「検索ちゃん」を見れなかった。 七時十五分起床。敷布団なし、二日目。昨日はちょっと背中が痛かったが、今日はそうでもない。 仕事。某インテリアメーカーのパンフ、某食品メーカーの会社案内。夕方にはなんとか片づい…

小島信夫『残光』読了

主人公は、自作を通じてしか妻への愛を示すことができない、骨の髄まで小説家根性がしみ込んでしまった人物(であり、ほぼ間違いなく小島自身)。主人公は本作の冒頭で妻の現状を述べておきながらも、中盤からは妻のことにはほとんど触れず、自作の引用を重…

フェネス/サカモト「cendre」

教授のエレクトロニカ。どちらかというと(世界的規模では)開拓者というよりはフォロワーなんだよな、教授は。でもオリジナリティが必ず感じられるからスゴイ。とーっても気に入った1枚。cendreアーティスト: fennesz + sakamoto出版社/メーカー: commmons…

敷布団はいらない

七時起床。木曜から敷布団を敷いていない。クッションフロアの床の上に体重が分散されるため腰痛防止効果があるメッシュのマットを敷き、その上にシーツを載せるように覆い被せているだけだ。枕は硬枕という木製のカマボコみたいなものを使っている。こうち…

小島信夫『残光』

まもなくラスト。引用小説と化しているなあ。大半が引用。

揺れる色彩

六時五十分、花子にせかされ目を覚ます。身支度をしているあいだ、ずっと足下をうろうろしつづけていた。うれしいのか、それとも文句をいいたいのか。 午前中は某食品メーカーのパンフレット。時間が空いたのでシャツにアイロンをかけた。最近はオフとオンの…

季節の変わり目

生まれつきなのか肌の弱い花子は、この時期になるとすぐに引っ掻き傷をつくってしまう。左目の横、そしてアゴの下。血がにじむほどではないのが救い。悪化しないのを願うばかり。 麦次郎はずーーーーーーーっと押し入れで寝ている。

小島信夫『残光』

どうやら、作品の冒頭で触れていた、痴呆症となり施設で暮す夫人との関係の話にラストは戻るらしい。保坂との関係、自作の再読をつうじて、老作家はジンセイの終わりに近い時期に、妻とのあいだに何を見出すのか。

カロリー消費効率がよいらしい

六時三十分起床。九時から汐留で打ち合わせなので、久しぶりに満員電車に乗る。夜、体重を量ったら1kg落ちていた。 午後は書斎に籠って新規案件である某食品メーカーのパンフレットのコピーを書きつづけた。

小島信夫『残光』

どんどんわけがわからなくなってきた。おもしろいんだけれど、どこにおもしろさを見出しているのか、自覚できていないのだ。

静から動

七時十五分起床。雨。珍しく、何も予定がない。溜まった事務処理を済ませ、あとは不要な資料の廃棄でもしようかとのんびり構えていたら、新規案件の依頼だの修正指示だの急な打ち合わせだの、と慌ただしくなり、結局仕事が終わったのは二十三時。いつもより…

小島信夫『残光』

自作再読、つづき。うーん、作意が見えてこない。

真夜中の大騒ぎ

昨夜は十二時過ぎに就寝したが、一時に花子が突然目を覚まし、そのままふにゃんふにゃんと大騒ぎモードへ突入。三時過ぎまで落ち着かず、部屋や廊下をうろついては鳴き、鳴いてはうろつき、ぼくのほうへ寄ってきたかと思えばダッシュで逃げ去り、また寄って…

ブラジャーいっちょで踊り狂うガイジンのオバハン

ユーリズミックス。高校三年だったか、大学生になる直前の春休みだったか、ぼくの音楽の(とくにプログレの)師匠であるSセンパイといっしょにライブに行ったことがある。そのときのアニー・レノックスが↑このタイトルのような感じだった。 初期の不思議な浮…

行ったり来たり

花子、最近すぐにさみしがるようになった。ちょっとリビングに行っているだけでフニャン、フニャンと鳴く。で、花子をかまっていると今度は麦次郎がナアン、ナアン。うーん、二匹飼いの別居はムズカシイなあ。

国立新美術館へ

七時三十分には目が覚めたが、しばらく布団の上で花子をあやしていたら一時間が過ぎてしまった。起床。そわそわする麦次郎とおいかけっこをして遊ぶように掃除機をかけ、「サンデージャポン」を観ながら身支度。陽射しは曇にさえぎられがちで日陰は肌寒いが…

国立新美術館「モネ大回顧展 印象派の巨匠、その遺産」

やっぱりスゲエや。モネ、あるいは美術についての新しい発見はなかったのだけれど、純粋に作品を楽しめた。あの色彩に身をゆだねてみたい。そんな快感に終始つつまれっぱなし。「反射映像」「リズム」「形態」移ろい」など、いくつかのテーマに作品を分けて…

国立新美術館「異邦人たちのパリ1900-2005 ポンピドー・センター所蔵作品展」

タイトルどおりの企画展。パリに集まった異国の芸術家たちの作品を、ある程度時系列に沿って展示している(それだけ?)。注目はフジタの「カフェにて」と、ピカソの一連の作品か。 年代が進むに連れ、描き手の「美への欲求」が「表現への執着」へとどんどん…

風呂へ

風呂に入っていたら、花子が脱衣所までのぞきに来た。

小島信夫『残光』

自作再読、つづき。

汗ばむ休日

八時三十分起床。晴れ。今日はオフ。 カミサンと散歩へ。初夏を思わせる陽気に軽く汗ばむ。西荻窪「VIA NUOBA」でピッツァ&パスタのランチ。「西友」、ガード下の八百屋、生協で買い物してから帰宅。 夕食は欧風ビーフカレーをつくった。 録画しておいた「…

愛のチカラは種を超える

http://dailynews.yahoo.co.jp/photograph/pickup/?1176429610

小島信夫『残光』

自作の読み返し。この作品を書く小島自身(と思われる人物。小説として捉えるならってことだけど)の一人称が「私」で、加えて小島が引用する過去の自作は、ここからが引用というのが明確でない箇所があり、そこでは「私」は各作品の主人公の一人称になって…

復活の日

七時起床。 桜の木は花びらだけでなく萼までも落ちはじめた。若葉が生い茂る中に、萼の色濃い赤が転々と広がっている。 午前中は事務処理。午後からは某不動産会社の会社案内、某インテリアメーカーのパンフレット。 夜は「帰ってきた時効警察」を観る。復活…

さみしんぼうとやきもちやき

花子はゴハンを食べるとき、ひとが見ていてあげないとさみしがる。 麦次郎は、眠りから覚めたあとにひとがおらずポツンと一匹取り残されているとさみしがる。 ぷちぷちは、麦と遊んでいるとやきもちを焼く。

小島信夫『残光』

ひきつづきモデル問題。小説に登場する人物は、たとえモデルがいようと作者というフィルタを通して作品世界に投影されるのだからモデルと同一ということはなく、むしろ作者の自我や欲望が何らかの形で反映されるのだから、モデルよりは作者に近い存在である…

空をつくる要素

寝室は北西に面しているから、東側のリビングへ移動するか玄関から外へ出ない限り天気などわからぬし、空を仰ぐこともできない。ひとつひとつ身支度やらドウブツの世話やらをこなし、ゴミ捨てと新聞の引き上げの段階になってはじめて空模様をじっくり見るこ…

雨と本能

花子、昨日は大騒ぎだったが今日は別猫のようにおとなしい。麦次郎は午後は押し入れに入ったまま出てこなかった。雨の日はじっと上がるのを待つ。本能的にそうしているようだ。 ぷちぷちだけは、天気とは無関係に大騒ぎしている。

小島信夫『残光』

モデル問題。すなわち、実在のモデルがある小説と実在のニンゲンとの関わり。小説は虚構である。だがそこ虚構に、モデルは実在として、あるいは現実として関わることになる。老作家・小島は、自作を引き合いに出しながらこの難問をどう扱うべきかに取り組ん…

Accesorizer

既存のアプリケーションをDA化するソフト。DAランチャー経由でアプリをこまごまと切り替えながら使えるようになる。ダウンロードはこちらから。 http://www.1src.com/freeware/fileinfo.php?id=1674 情報ソースはこちらから。http://d.hatena.ne.jp/shino-ji…