2007-09-01から1ヶ月間の記事一覧
六時三十分起床。いつものように目を覚ます。いつものような軽い寝汗。今年の残暑は長い。彼岸になったというのに、まだ半袖が手放せない。 午前中は事務処理のために銀行まわり。午後より某サービス業者の企画。 十八時、麹町。某制作会社にて新規案件の打…
第一部の、ドブネズミ帝国との戦いが終わる。コトバのもつ力の強さを痛烈に感じる。というか、そういうメッセージがダイレクトに書かれている。とにかく「答え」が明確な小説。
四時、花子がゴハンをくれと大騒ぎ。いつものことだ。そしてぼくは朦朧と起き上がり、おぼつかない足取りでキッチンへ向かい。コンタクトレンズもメガネもない状態で、亡くなったわが家のドウブツたちの写真の前にお供えしてある猫缶を手に取り、寝ぼけてあ…
六時三十分起床。平坦に広がる曇り空は、無表情に陽の光を覆い隠している。外は幾分涼しいような気もするが、逆に部屋の中は湿気が籠り蒸し暑い。 日中は延々とため込んだ事務処理。社会保険の処理が複雑で困る。厚生年金保険料は頻繁に改正される。要するに…
環境、政治形態、暴力、家族の連帯……とテーマが複合的に重なり合っていく。そして、ダメ押しのようにそれらに「コトバ」というテーマが加わる。コトバというよりは、コトバのもつチカラ、というべきか。 いずれにせよ、すべてのテーマが読んでいるぼくには「…
花子め、今朝は何度もベタベタと体をぼくのアタマにくっつけてきた。ふだんならうれしく思うところなのだが、夕べは熱帯夜だったのか妙に寝苦しく、粘ったような汗で不快感いっぱいの体にふっさりとした毛に覆われたドウブツにペッタリくっつかれてはたまら…
西銀座デパートのマリオン側。店の紹介文には「天丼・ビール処」とある。伝統的な天丼を、ビールと一緒にモダンな感覚で愉しめるお店を目指しているらしい。内装にはまったく和の要素がないのも頷ける。肝心の天丼はごま油を聞かせた江戸前の天丼。とにかく…
九州・博多聖福寺の第123世住職であり、臨済宗の古月派を代表する名僧であり、そして歴史的な禅画家である仙崖(崖の字、正しくはヤマカンムリがない。1750〜1837)の作品展。禅などというと、精神を統一し無心になって座りつづけ、禁欲的に生き……と何から何…
六時、花子が枕元まで来たので一緒に寝ることに。七時にきちんと起きようと考え二度寝(正確には、四時に猫ゴハンで起きたので三度寝)を決め込むことにしたが、気づけば七時十五分で、おまけにいつのまにやら花子の姿は消えていた。機嫌よさそうに、アトリ…
インチキではあるが、おいしいことには変わりない。ちょっとしたパーティにいいかな、というメニュー。包んで食べる、という食べ方自体がおもしろい。手巻き寿司といっしょ。包む具を工夫すると、さらにたのしいかも。 ちなみに、モトネタは小林カツ代の息子…
環境問題をテーマにした小説家と思いきや、今度はドブネズミの「帝国」による圧制と暴力、ときた。ニンゲン世界の縮図か。
畳屋の朝は早いらしい。じゃあ早速明日に、と商談をまとめてからまだ十数時間しか経っていないのに施工である。しかも、朝七時過ぎに古い畳を引き上げるとのこと。おかげで今日は休日であるが平日と変わらぬ時間に起きることに。早起きはさほど苦痛ではない…
眠い。しかし遅くまで寝ていると脳が腐るのか頭痛がはじまるので七時三十分起床。晴れ。じっとりと湿った暑さは梅雨の中休みを思い出させる。 午後より西新井にある畳屋さん「高橋畳店」がサンプルを持って来てくれた。四畳半の畳を貼り替えることに。品質へ…
前回の猫モノの世界観の延長。微妙な変化球というところか。三度目は、異なる作風も見たいなあ。ほかの作家さんの作品も見せていただく。繊細なのに大胆な線の赤絵が印象的な藤田佳三さんの作品、とても気に入ったが完売なのだそうだ。残念。
毎朝、起床時間にさほどのズレがないにも関わらず、起床時間を日記に書く。しかも、冒頭から。これは惰性。あきらかに惰性。ほかの書き出し方よりもらくだから、つい安易に選んでしまう。こういう行為の積み重ねが、表現をどんどん陳腐にしていくのだろう。…
六時三十分起床。曇天の朝は、わが家のドウブツたちの動きが鈍くなる。花子はぼくが起きてもまだ眠りつづけているし、ぷちぷちも起きる気配を見せない。麦次郎にいたっては、押し入れの中にこもったまま姿すら見せない。ところが、今日はどういうつもりかむ…
環境破壊がテーマなのかな。でも、松浦だからそれだけでは終わらないだろう。 小学校高学年のころに読んだ(当時の)日本現代児童文学を思い出した。
イギリスで新機種登場。タッチセンサーなしの液晶で、Windows Mobile。使いやすいのかなあ。絶対買わないからどうでもいいといえばいいのだが。デザインは開発中らしいPalm Centroとほぼおなじようだけれど、こっちのほうがゆるく感じるな。
日中は長いこと愛機Palm TXで(正確には、TXにインストールしてあるアイデアプロセッサーのMandal-Artというソフトで)作業していた。その過程で、だろうか。ソフトが壊れた。夜、DAMemoPadを起動させようとしたら、勝手にリセットしてしまったのだ。その後…
六時三十分起床起床。雨音。激しくなると、その都度花子が窓の外をのぞく。かと思えば弱まり、その隙を狙ったかのようにキキキと高い声で鳴きながら川面を飛び回るセキレイに気づいた花子が、また窓の外をのぞく。 花子、耳の後ろの傷が完治したようなので、…
ドウブツ、しかもネズミを主人公にした冒険譚らしいのだが、だからといって児童文学的というわけでもないような。冒頭の数ページに描かれた夏の終わりの河原の様子、そこから遊び呆けていた二匹のネズミへと焦点が移動していく部分の文章のスゴさといったら…
回想から開かれる未来。しかし、その未来に向かおうとする自分たち自身はすっかり老いている。それでも足を踏みだしたい。そんな思いを、いわゆるセカンドライフだのアクティブシニアだの、そんなコトバとは違う次元で描いた小説……なんて表層的な読み方をし…
今日で、あの忌まわしい事件から六年が過ぎたことになる。崩壊した街は悲しみを引きずりつつも再生しはじめている。だが恐怖の木はまだなお根を残している。 六時三十分、目が覚めるが十分ほど呆けてしまった。寝不足というわけではない。おそらくは、先週が…
「新潮」十月号。回想は終わり、現代へ。女優サクラは、主人公(おそらくは大江自身の投影)の妹アサの協力を得つつ、数十年前に断念した「ミヒャエル・コールハース映画」の、異なる形での復活のために動き出す。協力する木守、そして主人公。
昼食時、「アンテンドゥ」の天然酵母フランスパンにつけて食べた。蜂蜜の濃厚さにリンゴが負けてしまうのではないかと心配だったが、ちゃんとリンゴの味はしていたので安心。
六時二十分起床。朝のうちは平坦な曇り空。それがいつのまにやら、その平坦なグレイの下に、ちぎれちぎれな白い雲や煤けたような黒い雲が、忙しそうに形を変えながら流れていくようになり、八時十五分、外出するころには雨が降り出した。 小石川で打ち合わせ…
救われない奇人譚。行き詰まった小説という形式の新しい表現の提案でもあるのだろうが、書かれたそばから行き詰まってしまうのは、現代の文学という世界があまりに閉塞的だからなのか、それとも作者の狙い=作為なのか。作為の否定により作品としての全体像…
生協で、天候不順で傷物になり特売していたリンゴを買ったので、ジャムにしてみた。 リンゴの皮をむき、厚さ5mm程度のイチョウ切り(っていうのかな?)にしておく。 リンゴを鍋に移し、上からはちみつを大量にドバー。 砂糖もドバー。 15分ほど放置。リンゴ…
七時起床。朝の空には確かに秋の気配があるが、日中になると東の空に入道雲がのぼり、まだまだ夏なのではないかと感じさせる。しかし、肌に感じる風は秋だ。ほんのわずかだが、夏の草葉の枯れる冷たさを感じる。マンションの裏に生えていたヒメジョオンだか…
香港、なのかな。これは便利そうだ! 見習えよN○T。 http://www.flickr.com/photos/flickr_10g/1239457064/