2008-01-06から1日間の記事一覧
なぜこの作品が金子光晴の『どくろ杯』を想起させるのか。なんとなく答えが見えてきた。 おそらく、比呂美ねーさんが愛する家族に体当たりでぶつかっていく様子が、金子が自分の先の見えぬ状況や妻・三千代に向かい合うさまとどこかで共通しているからではな…
三章目「易と鳥」。不思議な易者の老人との出会い、そして彼による凶兆の占い。半島 (文春文庫)作者: 松浦寿輝出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2007/07メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 38回この商品を含むブログ (57件) を見る
冬期休業最終日。六時起床。いや、ウソ。八時起床。明日からは六時から六時半くらいに起きなければ、というプレッシャーから出たウソ。 昨日の寒々としたグレイが濃く薄くと変化し、ときおり青空をのぞかせたりはするものの全体としては平坦に伸びていく空か…