わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

2008-05-14から1日間の記事一覧

円城塔「烏有此譚」

「群像」五月号掲載。冒頭数ページ分を読んだが、とにかくヘン。文体も設定も内容もみなヘンなので、とりつくしまがまったくない。

佐伯一麦『ノルゲ』

主人公が鬱病を患っていることが判明。そして、ノルウェーの友人宅で定期的に預かっている十四歳の子どももまた、心に深い傷を負っていた。 ノルゲ Norge作者: 佐伯一麦出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/06/29メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 4回こ…

端女

「はしため」ではない。したがって、召使いとか女中とか、そういう意味ではない。はじっこおんな、という意味で書いた。 カイロに行くために西荻窪駅方面へ向かう途中。20代くらいの女性が、ぼくの前を歩いていた。この女性がはじっこおんななのだ。なぜだか…

和解までの経緯は

日帰り三輪参拝は、四十前の身体には少々キビシイ。シンドイ、とぼやくほどではないが、そこそこに体力の消耗は感じる。しかし、だからといって睡眠時間が長くなったりしないのは、やはり平日ゆえの緊張感があるからだろうか。五時五十五分起床。 新聞で、『…