わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

2008-10-29から1日間の記事一覧

古川日出男『聖家族』

東北のとある一族の奇妙な血の物語、らしい。これまた、ばらばらに短篇あるいは中篇として発表されているころから気になっていた。聖家族作者: 古川日出男出版社/メーカー: 集英社発売日: 2008/09メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 68回この商品を含むブ…

リービ英雄『千々にくだけて』

9.11小説。何年もの間、気になっていたので。千々にくだけて (講談社文庫)作者: リービ英雄出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/09/12メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 4回この商品を含むブログ (27件) を見る

リービ英雄『天安門』

表題作と併録されている「北京越境記」を読みはじめる。「天安門」とかなりの部分が重複しているのだが、一人称で、より私小説っぽく書かれているせいだろうか、「天安門」とは違った印象。天安門作者: リービ英雄,Hideo Levy出版社/メーカー: 講談社発売日:…

ラッパ猫

わが家の猫は泣く。鳴くだけではなく、泣く。麦次郎よりも、花子が泣く。もっとも、悲しくて泣くわけではない。痛くて泣く。びえんびえんと乳幼児のように泣き叫ぶのではなく、ただただ、涙を流す。大粒の涙を。 六時起床。久々に花子の涙を見て驚く。左目が…