わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧

Steve Jansen solo concert 'slope'

わが敬愛するDavid Sylvianの実弟であり、JapanのドラマーでもあったSteve初のソロアルバム「Slope」の発売記念ライブ。前半はアルバム収録曲、後半は日本人アーティスト伊勢聖子の作品のために書き下ろされた「Swimming in Qualia」をベースにした半即興演…

風邪引いた

六時四十分起床。のどが痛み、せきが出る。鼻水も止まらない。頭痛もしている。明らかに風邪の症状だが、どこでもらってきたのか。ここ数日は打ち合わせが多かったので、電車の中でか、それとも。帰宅後のうがい手洗いは欠かさず行い予防策は万全なはずだが…

今日の事件簿

大が4回事件 「ひまわりっ」電車の中で読んでたら爆笑衝動に耐えられずウププ事件 プレゼン成功事件 風邪引いた事件

小池昌代『タタド』

「45文字」。編集プロダクションを立ち上げた友人・横山との偶然の再会がきっかけで、彼の家に泊まり込んで美術全集の写真キャプションの原稿作成をすることになった主人公、緒方。タイトルの「45文字」は、キャプションの総文字数のこと。この作業の描写、…

手ぬぐいとマジックベルトで

ここのところ仕事が立て込み体に疲れが溜まったのか、首と肩が凝り、背中が痛む。眠れば直ると高をくくっていたが、あいにく背中の痛みはひどくなる一方。眠りをさまたげるほどだった。花子にゴハンを与えるために布団から抜け出してキッチンに向かう、その…

今日の事件簿

さしみやきざかなにざかなゆでがに事件 あれはやっぱり海老蔵だったと思う事件 7人のITさん事件 エクセルシオールでシッコ2回事件 ばっちり事件 眠い事件

小池昌代『タタド』

最後の作品「45文字」を読み始める。中学時代の陸上競技会の思い出話から、現在の主人公の身の上への引っ張り込み方が秀逸。タタド作者: 小池昌代出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2007/07メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (31件) を見る

墓場鬼太郎

六時三十五分起床。日差しは穏やかだが北国(もとい、北関東くらいか)の厳冬を思わせる強い風の名残がまだわずかに感じられる。だが風の音に善福寺川の水の流れがかき消されるほどではない。 某運送会社(正確には、運送ではない)企画など。夕方、税理士の…

Mandal-Art for Palm 2.0

使い始めて数日。5W(疑問詞ではなく、概念化されたWho/What/Why/When/Where)で全体がフィックスしていたバージョン1.0よりもオープンな環境であることは、身をもって実感できた。あるテーマについて考えるとき、今まではまず「このテーマはWA(What)で展…

石川雅之『もやしもん』(6)

巨大なオリゼーくんのぬいぐるみ付き限定バージョンもあるのだが、今回は通常版を購入。 菌とニンゲンの共生とか、そういう壮大かつ科学的なテーマはどっかにいっちゃっていて、沢木と長谷川の自立物語になっている。もやしもん(6) (イブニングKC)作者: 石川…

東西狂言の会(三鷹公会堂)

狂言界の東の名門である野村家の一派と、西の名門である茂山家の一派が(なぜか)三鷹で毎年合同の狂言会を行っている。ぼくも観るのは今年で三度目。コントの古典とも言うべき、愛すべき内容に爆笑。 奈須与市語……我らが狂言サイボーグ、もとい元祖「ややこ…

なんじゃこりゃ。

八時起床。冷え込む朝。少しずつ減っていた窓と玄関ドアの結露の量が数週間前に逆戻りしている。新聞を取りに外まで出ると、昨日の余波のような風が、しかし昨日以上の鋭い冷たさを加えて体に刺さるように吹きすさぶ。風が葉の茂みや高枝を揺らし、高い音を…

奥泉光『モーダルな事象』

これまたスローペースで読んでいる。学問としての文学とミステリーとファンタジーとお笑いの融合、というか。『『吾輩は猫である』殺人事件』『鳥類学者のファンタジア』『新・地底旅行』と同じ世界観。モーダルな事象 (本格ミステリ・マスターズ)作者: 奥泉…

はんぺんシューマイ(改)

手抜き料理。「あたしンち」で紹介していたメニューを若干アレンジ。はんぺんの触感はさほど残らないが、うまみがしっかり出るので椎茸だのなんだのとあれこれ具を入れる必要がなくなる。 材料 豚挽肉 200g はんぺん 1枚 タマネギ小 1/2 コショウ 少々 ショ…

東京の砂嵐

昨日はにゃんにゃんにゃんの日であることを忘れていた。いや、知っていたが意識していなかった。猫好きにあるまじきこと。 八時四十五分起床。もう少し寝てもよかったが、花子が執拗に手を噛んだり耳元で鳴いたり腹の上を歩いたりするのに根を上げてしまった…

小池昌代『タタド』

「波を待って」読了。主人公の亜子が待っていたのは、波ではなくて波に溺れ死にかけた夫。波=自然との共存の喜びと、その波に裏切られた夫の悲惨な姿(といっても、これはダイレクトに描かれてはいないのだが)の対比。大きな波と戯れ一体になること、すな…

三十年モノ

六時三十分起床。目覚めると、まず寒さにたじろぐ。寒いから起きられない、そう思いつつあと五分、まだ寒いからもうあと五分と布団の中で粘ってみるのが毎日の日課なのだが、次第にその寒さが実は大したものではなく、自分のたじろぎがなまっちょろいもので…

Mandal-Art for PalmOS 2.0

一度は導入を見送った最新バージョンだが、少々仕事が落ち着いたこともあり、再チャレンジしてみる気になった。 2.0では、「GET」のコーナーでしか新規マンダラを作成できず、ほかの画面はすべて「GET」でつくったマンダラのリンクということになる。一度リ…

カチビシャタイプ

昨日は読書できず。日記を書き終えた後で少し『タタド』を読むつもりだったが、急な腹痛に襲われた。トイレに駆け込む。藤田紘一郎の『ウンココロ』でいうところの「カチビシャタイプ」が大量に。出しても痛みは止まらず。二度ほどトイレでしゃがみ込んでみ…

迷いっぱなし

六時三十分起床。昨日と同じように妙ちくりんな夢を見たような気がするが、内容はまるで思い出せない。夢の記憶はどのように残るのか。脳医学的に、ではなく、内容と心の関係とでも言おうか、そんな切り口から調べてみたいと思うが、調べようがない。文学的…

小池昌代『タタド』

「波を待って」。家族とともに夏の海に訪れ、ひとり砂浜で物思いに吹ける五十代らしき既婚女性。月経のこと、自分の存在感、夫の肉体、夫の中年サーファーデビューなど、思いは転々としてゆく。 夫の背中(肉体)に関する描写がちょっと面白かったので引用。…

専務とカッターナイフ

六時三十分起床。学生時代にバイトしていたスキーショップの専務が夢に現れた。専務といっても(当時は)オッサンではなくまだ30代前半だったため、自分の兄貴分のような存在。その専務が、なぜかニヤニヤ笑いながら、刃をしまってあるカッターナイフをぼく…

Palm TXがまた挙動不審

良品交換してから一ヶ月。絶好調だったTXがちょっと挙動不審。三分以上連続で使用すると、なぜか画面が壊れかけた古いテレビのようにノイズが走り、チラチラするのだ。スプラッシュ状態、とでもいおうか。バックアップを取り、予備機のTungsten Cにデータを…

伊藤比呂美『伊藤ふきげん製作所』

とんでもないスローペースで読んでいる。 娘たちの姿勢。そうか、姿勢は体だけでなく、生き方そのものも語るのか。 言葉では読み取れない部分を読み取り、それを言葉として表現すること。これが、文学の神髄なのかもしれない。と、この姿勢について書かれた…

小池昌代『タタド』

表題作、読了。中年男女四人の乱交じみたシーンの描写で物語は終わる。交わるという行為に、死のイメージがまとわりつく。そして、その死のイメージが逆説的に壮年の生を浮き立たせ、その価値を証明しているようにも読める。本作は、半分以上生きてしまった…

乖離

土日は毎日八時間ほど寝ていた計算になる。それが月曜になると約三分の二に減る。意図的に減らしているのではなく、体が五時間と少々寝れば十分、浮いた時間は仕事なりなんなり自由に使ってくれ、と精神の方に気遣ってくれているように思える。心と体が乖離…

PSION NETBOOK PROにATOK Pocket for Windows CEその後

今日、この日記を書いている最中に突如変換不能状態に。復旧のメドが立たないため、仕方なくATOKを削除。標準のFEPに戻したのだがそれでも漢字変換が一切できなくなってしまったので、仕方なくリセット。バックアップデータをリストアすることでなんとか問題…

小池昌代『タタド』

ベテラン女性詩人による短編小説集。詩人が書く小説には比呂美ねーさんの『ラニーニャ』など秀作が多いが、そういった先入観なしに読んでみたい。 表題作「タタド」。壮年の夫婦のもと、妻のかつての同僚の大腸癌を患う男と夫の仕事仲間の女優が訪れる。淡々…

笑いっぱなし

九時起床。着替えながらテレビの電源を入れると「ゲゲゲの鬼太郎」がオンエアされていた。鬼太郎がねずみ男とメイド喫茶に入っている。なんだこりゃ。 昼食後、青梅街道沿いのクイーンズ伊勢丹へ。晩ゴハンの食材、ぬれせんべいなど購入。 夕方は「R-1ぐらん…

ATOK 2007 for Mac + 記者ハンドブック辞書

Mac

egbridgeディスコンのため、そうそうに見切りをつけてしばらく「ことえり」を使っていたのだが、細かな部分で使い勝手が悪く変換も時折バカなので(たとえばビジネスメールの書き出しでよく使う「お世話になっております」が一発で変換できない)、ATOKお試…