わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

2009-01-01から1ヶ月間の記事一覧

工人舎SH6に本日インストールしたソフト

●Safari 3.2 ●MS Office 2003 standard…めんどくせーのなんの。別のWinマシン(HPのCeleron M)のCD/DVDドライブを共有化し、ファイアウォールを一時的にオフにし、無線LAN経由でインストールした。PowerPointはSH6では使用しないと思いつつも、念のため入れ…

散るように

夕べは二時過ぎに寝たので、さすがに六時起床はできず、一時間ほど寝過ごしてしまう。 仕事。ただひたすらに事務処理。 夕方、カイロプラクティックへ。治療院を出ると、小雨が散るように降りはじめていた。 証券会社からの勧誘電話がやたらと多い一日だった…

多和田葉子「ボルドーの義兄」

ねじくれた視点、ねじくれた文体。ねじくれたまま、断片化する粉みたいな記憶。容疑者の夜行列車作者: 多和田葉子出版社/メーカー: 青土社発売日: 2002/06メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 13回この商品を含むブログ (56件) を見る犬婿入り (講談社文庫)…

Vistaにマンダラートをインストール

ダウンロードしたファイルをダウンロードフォルダに置いたままインストールしようとすると、エラーが出てしまう。 SDカードにデータをコピーし、そちらからインストールしたらうまくいった。

工人舎 SH6KZ12A

金曜日に、工人舎の通販サイトにてアウトレット品を49,800円で購入!! HDD搭載型のUMPCなのでパフォーマンスは期待していないのだが、ちょっと触ったところ、結構快適そう。Webやテキスト入力だけなら、まったく遅さは感じない。小さなキーボードも、シグマ…

溜池山王 春秋

山王パークタワー(だっけ)の27階(だったかな)にあるバー。懐石っぽい高級和食系のメニューが楽しめる。お酒は、飲めないからよくわかんない。六本木ヒルズ、プルデンシャルタワー、東京タワー、と眺めはやたらとよかった。

溜池山王 山傳

松阪牛よりもあっさりめで上品な味わいの山形牛が楽しめる。飲み放題コース8,500円を頼む。タン塩、イベリコ豚、上ロース、上カルビ、キムチ&ナムル盛り合わせ、サラダ、野菜焼き、サンチュ、デザートという構成。いわゆる焼き肉の、本能に訴えかけてくるよ…

なんとかしなければ、と本気で考えつつ

サヨコ(ex.ゼルダ)やナオミちゃん(ex.ゼルダ)と善福寺川沿いを、音楽のことや身の回りのことなどを話しながら歩いている。妙に疲れた感じのするサヨコに、背中に触れてと頼まれた。そっと右のてのひらを当てる。そこからエネルギーを入れてほしいの。そ…

多和田葉子「ボルドーの義兄」

「群像」1月号より。記憶と思考が表層だけで混在している。そのくせ、時折妙に真実めいた言葉を、安売りするように吐き出す。そんな小説に読める、今のところは。群像 2009年 01月号 [雑誌]出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/12/06メディア: 雑誌この商品…

できていないのだけれど、へいちゃらって感じで

夜中に何度も花子に起こされ全然熟睡できていないのだけれど、へいちゃらって感じで五時五十分に起きてせっせと身支度し、麦次郎まで騒ぎはじめ、おまけにゲロまで吐いたのだが始末はカミサンにまかせることにし、じゃあ妻よ猫よサラバ、と七時四十五分ごろ…

松浦寿輝『花腐し』読了

表題作、読了。 作品を包む闇は、深い。その深い闇の中で、妻の死と経営する会社の倒産という苦しみを抱え込んだ主人公は、知らず知らずのうちに、幻想的な逃避の迷路にはまりこんでゆく。混乱する思考、感覚、記憶、感情。しかし、なぜだろう、その先には不…

小川洋子『猫を抱いて象と泳ぐ』/津島佑子『あまりに野蛮な』

前者は、チェスプレイヤーが主人公らしい。後者は「群像」で連載していた作品。津島さんは、最近とても気になっている作家のひとり。そういえば、伊藤比呂美ねーさんも大好きだって言ってたな。個人的な親交もおありなのかな。猫を抱いて象と泳ぐ作者: 小川…

おそらくココロの底からそう感じているわけではなく

仕事があるのはありがたいこと。最近は、オーバーワーク気味でも受けてしまおう、土日がつぶれてもまあ仕方ない、というか、ありがたいと思うようにしている。おそらくココロの底からそう感じているわけではなく、感謝の心が大切なのだ、と外部からすり込ま…

松浦寿輝『花腐し』

表題作。友人だと思っていた男を、実は憎んでいたのではないか、と考えはじめる主人公。たしかに、気付かぬままに誰かを憎む、ということはありそうだ。生き霊の原理だな。だがその反対に、気付かぬままに人を愛することもあるのだろう。花腐し (講談社文庫)…

どようびのにゃんこ

「めざましどようび」のエンディングコーナー「どようびのにゃんこ」を見ながら朝食代わりのホットトマトジュースを飲んでいたら、麦次郎が夢中になって見ていた。番組が終わったら、すぐ寝た。 [rakuten:murauchi-dvd:13562651:detail]

馬鹿にできない

花子、夜中はほとんど騒がず。ありがたや、ありがたや。 七時起床。しばらくつづいた寒さも今日は和らぐでしょう、などと「めざましどようび」で言っていたが、そうでもない。ごくごく普通の寒さ。冷えた窓には今日も結露がびっしりとついている。 仕事。某…

TXと並行して…

愛用するPalm TX、ちょっとヘビーな使い方をすると、ものすごい勢いでバッテリーが減るようになってきた。予備のバッテリーは買ってあるのだが、取り付けるにはハンダゴテが必要らしいことを今日知った。うーん、Tungsten Cはハンダ不要だったのにぃ。デジタ…

松浦寿輝『花腐し』

表題作。居残る居住者立ち退きさせるために出向いたオンボロアパートにいたのは、なぜか憎めない裏世界の男。部屋の中では、マジック・マッシュルームが栽培されていた。物語が進むと同時に、主人公の苦境や世界観が、少しずつ見える。それが明確になるのと…

みーんなスゴいエラいタクマしい

昨夜、といっても日付は今日なのだが、は、寝入りっぱなに花子に騒がれ、十二時半に布団に入ったのに、やれシッコだ、やれ水飲みだ、やれさみしいだ、遊べだ、気に入らんだ、と何度も起こされ、その都度世話を焼き、焼き、焼きつづけ、結局眠れたのはおそら…

松浦寿輝『花腐し』

表題作。倒産を覚悟したデザイン会社の社長が、借入していた消費者金融の依頼で古いアパートの追い立て屋をすることに。九十年代の松浦って、こういうブラックな、社会の影を掘り起こすような作品が多い。

ドリフかッ!

元成人の日。「元・成人の日」ではなく「元成人・の日」と考えると非常に感慨深いものがある。皆さんは昨日まで成人でしたが、今日からは未成年です、一切の社会的責任や義務がなくなります、とかなんとか、市町村の偉いおっさんが体育館だの公会堂だのの壇…

あ、でも○○に○○○○○○たか。

仕事しかしていない。六時に起きて、八時に仕事はじめて。あ、でも昼にパスタ茹でたか。パスタ茹でて残ってたビーフシチューかけて食べたか。あとは仕事ばかり。あ、でも夜に漫画読んだか。読み残しがあった『毎日かあさん』の五巻読んだか。毎日かあさん 5 …

松浦寿輝『花腐し』

芥川賞受賞の表題作、と受賞後第一作「ひたひたと」の二編を収録。「ひたひたと」を読んだ。うーん、子ども、青年、中年という年代の異なる、しかし同一人物かもしれぬ三人(の影)が、入れ違いながら、おなじ場所を生き、おなじ場所をさまよう。とても実験…

古井由吉「招魂としての読書」

「すばる」二月号掲載のエッセイ。読むそばから忘れる、という、多少の謙遜や誇張もあるのだろうけれど、まあ極めてフツーな読書。だがその話が戦後まもないころの話や現在の作家生活の中での読書体験に至ると、たちまち読むという行為が重くなる。タイトル…

何か訴えたいのかもしれない

夕べも、布団に入るや否や花子が大騒ぎをはじめてしまい、それが約三時間、断続的につづいた。きちんと眠れたのはおそらく三時半。あーねみい。というわけで、七時起床。今日も晴れ。いつもより空の色が深く、濃い。 仕事。某バッグメーカーPOPなど。夕方、…

川上弘美「aer」

「新潮」1月号より。2月号、とっくに出ているのにまだ読んでる……。 女性の、妊娠と育児。その過程に潜む、自己愛と自己否定。その矛先が、子どもへと向かう。ときは愛され、ときには厄介者扱いされる。歴史とは、この感情の連鎖から成り立っているのかもし…

時間を、すなわち自分の人生の一部を

今さら花子の夜中のわがままをグチるつもりなどなく、むしろ状況を冷静に受け止め淡々と日記につづれるほどなのだが、それはあくまで花子の健康状態がよいときの話で、不健康とは言わないが、外耳炎のために大嫌いなエリザベスカラーの装着を強要され、その…

古井由吉「瓦礫の陰から」読了

戦中の瓦礫の陰での見知らぬ男女の交わり。八十年代前半だろうか、壮年と老年、見知らぬ男同士の病院での、入院中限りの交流。そして最後にバブル期の、四十代のバツイチ女性とその隣に住む死期を悟ったかのような老人との、淡いが妙な鋭さのある交流。三つ…

HERO劇場版

ドラマの延長上にある作品だが、テレビのときよりも細かなギャグや妙な間のとり方が多く、見ごたえがあった。 [rakuten:book:12112334:detail] [rakuten:book:12709186:detail] [rakuten:book:12105871:detail]

かさぶたができると

七時起床。 耳がかゆくなり、かきむしり、血がにじみはじめ、かさぶたができるとまたかゆくなるのか、それともはがしたくなるのか、またかきむしり、血がにじみ、の悪循環。このサイクルで耳の傷を悪化させ、ひどい外耳炎になってしまったことがある。ぼくで…