わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

2010-01-22から1日間の記事一覧

続・デロンギのオイルヒーターの上手な使い方

今回は「上手な使い方」というよりも、買う前に知っておくべきコトを。 気をつけて使っても、ある程度は確実に電気代があがる。鼻や喉、呼吸器などへの負担の軽減や子どもやペットのやけどの危険回避といったメリットの代償と捉え、納得できるかどうかが購入…

番外編・夏目漱石『こころ』

この作品、漱石の作品の中では一番ナゾに満ちていると思う。そもそも、「先生」と主人公「私」の友情と裏切りを通じてニンゲンのエゴを描いた、などという一般的な読解、ぼくは全然納得がいっていないのだ。だってこの作品、ラストに「私」は、どうやったら…

大江健三郎『水死』

第六章「「死んだ犬を投げる」芝居」。主人公・古義人の大眩暈はその後慢性化してしまう。作家生命の危機を感じつつ、「水死小説」から離れて新聞のエッセイなどはつづけている古義人に、妹のアサから地元での演劇集団「穴居人」の高校生を対象にした演劇活…

我、釈然とせず

五時三十分、花子に起こされる。耳元でしつこく鳴く。ゴハンは二時間ほど前(!)に与えたばかりなので、なんだよ、なんか用か、と声をかけながら撫でてやったら、手の甲をがぶっと噛まれた。血が出るほどの強さではないのだが。なぜ噛まれたのか理由がわか…