第十二章「コギーの伝記と憑坐(よりまし)」。東京から「森の家」を訪れたウナイコの彼氏と古義人の対談。彼氏は古義人の作品の読者対象の狭さや和訳と英訳の両方を併記しての詩の引用による翻訳のしにくさ、それに由来する古義人作品を翻訳化した場合の対…
六時起床。冬の晴れ空がかすみがちに見えるのは、地上で人々が吐く息で白く包まれてしまうからだろうか、と馬鹿なことを考えた。それとも、地球自体の吐息か。そう考えるとスケールは大きいかもしれぬが馬鹿馬鹿しさもまた壮大になるかと言えばそんなことは…
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