わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

2010-04-10から1日間の記事一覧

最高級耳かきだってさ

耳かきが好きだ。自分で自分のことを「ミミカキスト」と呼んでいる。他人に教えたことはないし、名刺にも「ミミカキスト」という肩書を付けたりしていないが。それはともかく、今まで「ののじ耳かき」とかいろいろ買ったけど……これ、めちゃくちゃ気になる。…

瀬尾幸子『せおつまみ』

酒の肴のレシピ本。ずっと前に義父母から頂戴したのだが、紹介するのをずっと忘れていた。サブタイトルは「今宵もうまし、たのし。簡単絶品酒の肴集帖」とある。著者の瀬尾さんは「タモリ倶楽部」の料理企画でよく登場する方。ぼくは喘息を患ってから酒をま…

三浦展『大人のための東京散歩案内』

帯には「いつか見た東京、今まで知らなかった東京へ 江戸・明治・大正・昭和の歴史が混ざり合った街で風情を味わい、懐かしさに和む」とある。歴史に興味があるわけでもレトロ趣味があるわけでもないのだが、古いもののよさはそれなりに認めているし、それよ…

「群像」5月号

今月より敬愛する作家である古井由吉が連作短篇の連載を開始。古井さん、なかなか精力的に活動していらっしゃる。素晴らしいことだ。群像 2010年 05月号 [雑誌]出版社/メーカー: 講談社発売日: 2010/04/07メディア: 雑誌 クリック: 4回この商品を含むブログ …

小島信夫『殉教|微笑』

「吃音学院」。恥じ、憎しみ、好意……。他者に対して抱くさまざまな感情が、吃音という悩みによってぐらぐらと揺れ動く。本作のテーマはコミュニケーションの断絶なのかもしれない。殉教・微笑 (講談社文芸文庫)作者: 小島信夫,千石英世出版社/メーカー: 講談…

腹一杯

七時起床。晴れ間は見えているのだが雲は意外に厚く、陽射しは思っていた以上に差し加減も暖かさもまばらだ。夜の冷え込みをたちまちやわらげてくれてはいるものの、そもそも冷え込み自体が弱まっているようで、結露は少なく、窓を開け放って放っておけば、…