わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

2010-09-11から1日間の記事一覧

Ingrid Chavez「A Flutter and Some Words」

正しくは「購入CD」ではなく「ダウンロード」なんだけどさ。 Ingridはぼくの敬愛するDavid Sylvianの元奥さん。なんで別れたのかとか知らんが、この作品もDavidがアドバイスをしているらしいから、二人の関係は決して悪くはないみたい。 ささやくようなヴォ…

中上健次『蛇淫』

「荒くれ」。生きることの「わからなさ」、存在することの「わからなさ」を、路地/被差別部落というコードのもとで表現することで、爆発的なエネルギーを得ている。短編として仕上げているので作品世界が巧みに圧縮されており、その分激しさも強いように思…

ーモン・ルーセル/岡谷公二訳『ロクス・ソルス』

屋外のガラスケースのような建物の隣りには茶筒型の鳥かごのような檻が。監獄なのか。それとも。妙なレンズと青い光。うーん、どんどんわけがわからなくなっている。ロクス・ソルス (平凡社ライブラリー)作者: レーモンルーセル,Raymond Roussel,岡谷公二出…

「群像」十月号

古井由吉の連作短編の新作。川崎徹の「会話のつづき -ロックンローラーへの弔辞-」という作品も気になる。あとは連載モノですな。保坂和志、山崎ナオコーラ、三浦雅士。 さて、問題はどのタイミングで読みはじめるか。『蛇淫』はキリがいいから一度中断する…

おそらく今日は仕事をしていた

六時三十分起床。土曜の朝は家事がわんさかとある。せっせせっせとこなしているつもりが猫が騒いだり鳥が騒いだり暑かったり腹が痛くなったりとなんやかんやが複合的に重なり合ってダンゴになって何が何だかわからなくなりそうなのだが冷静になればこんがら…