わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

2010-01-01から1ヶ月間の記事一覧

大江健三郎『水死』

第十章「記憶あるいは夢の訂正」。周囲はどんどん活性化しはじめ、古義人に対し心を閉ざしていた息子・アカリまでもが、「森の家」の中で、少しずつ自分らしい活動をはじめる。 第十一章では、「水死小説」を断念した古義人もついに動きはじめる。要するに、…

暖かくなければオイルヒーターではない、と主張する猫

二時半、花子が騒ぎはじめる。理由はわからん。窓越しにおぼろに光る月の明かりでも見て興奮したか。騒ぎ声を聞きつけた麦次郎も騒いでしまい、収拾がつかなくなりそうになる。仲が悪くなってしまってから花子は書斎側、麦次郎はリビング側と別居させるよう…

豆乳ケフィアヨーグルト・つづき

★作り方 用意したのは、生協で売っていた無調整有機大豆豆乳。無調整の豆乳は豆の香りが濃厚で、かなりクセが強い。この豆乳500mlに「ケフィア倶楽部」でネガティブオプションで定期購入している「スーパーケフィアヨーグルトたね菌」を入れ、25度以上を保て…

大江健三郎『水死』

第十章「記憶あるいは夢の訂正」。古義人の周囲が動き出す。少しずつだが大きな変化の予兆は確実にある。大江さんって、こういう感じの物語の展開はいままでしなかったんじゃないかな。水死 (100周年書き下ろし)作者: 大江健三郎出版社/メーカー: 講談社発売…

満腹絶倒

六時四十五分起床。昨夜の、「空耳アワー」が抱腹絶倒だった「タモリ倶楽部」の面白さが朝まで尾を引いているような気がする。気づけば顔面の筋肉が緩んでいる。 午前中は土曜恒例の掃除。ヘロヘロに疲れたところで昼食。土鍋で味噌煮込みうどん。味が濃すぎ…

豆乳ケフィアヨーグルト

腸内環境改善のために、もう何年もケフィアヨーグルトを自前でつくり、食べつづけている。これを豆乳でやるとどうなるかと思い、ケフィアヨーグルトのたね菌を無調整豆乳に使ってみた。要するに、豆乳ケフィアヨーグルト。結果は…やたらと味の濃いおぼろ豆腐…

番外編・サリンジャー、逝く

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100129-00000155-yom-soci 決して熱心に読んでいたわけではないのだが、それでもやはり残念。もっとも91歳というご年齢を考えたら、十分文学界における使命は果たされているのではないか。それに、60年代からまったく新…

大江健三郎『水死』

第九章「晩年の仕事(レイト・ワーク)」。「水死小説」を書くことができず、そして息子・アカリとの関係も壊れて(壊して)しまった古義人の、故郷の「森の家」でのグダグダした日常が、アカリという外部を軸に語られている。水死 (100周年書き下ろし)作者:…

夜中にひとり、猫のウンコを片付ける

四時、ゴハンを食べ終えた花子が大騒ぎをはじめ、なだめにかかろうとしたらウンコした。夜中にひとり、猫のウンコを片付ける。…………………………と書くとなんだか私小説的。 六時、きちんと起床。朝の空は昨日より雲は少ない。善福寺川のよどみがちな川面を黄金色に…

週刊モーニング

「バガボンド」、連載再開。吉川英治版と大きく異なる設定が、巌流島での決闘にどう影響するのか。井上雄彦は年内いっぱいでの完結を宣言したそうだが、この膨大に膨れあがった物語をいったいどのように畳む気なのか、非常に気になる。バガボンド(32) (モー…

逃避の第一歩

六時五分起床。五分ほど寝坊した理由がわからない。なぜなら五時三十分に一度目が覚め、その後ずっと起きていたはずだからだ。無意識のうちに二度寝したか。 三月下旬の陽気らしいが、部屋の中にいるかぎりはそれがわからない。いつもより結露の量はすくない…

「ほじりすぎると鼻の穴って広がる?」

仕事の調べ物をしていたら偶然発見。相談者はかなり本気。ほじりすぎると、どうやらホントにびろーんと広がってしまうらしい。ニンゲンの適応力のスゴさを感じた。 http://questionbox.jp.msn.com/kotaeru.php3?q=841850

まど・みちお『のぼりくだりの…』『逃げの一手』

童謡「ぞうさん」など、数々の名作を残しているまどみちおだが、昨年100歳になった。年末だったか、偶然テレビでまどさんのドキュメンタリー番組を観たのだが、もうよぼよぼで、書く字もへなへな、入院したり施設で暮らしたり、奥様は痴呆だったかほかの疾患…

谷川俊太郎・加藤俊朗『呼吸の本』

日本を代表する詩人と「加藤メソッド」で有名な(ぼくはよく知らないのだけれど)ヘルスケア・トレーナーの共著。谷川さん、この方から呼吸法を教わっているのかな? 呼吸と言えば、斎藤孝の『呼吸入門』が名著だと思うが、これはどうだろう。毎朝、斎藤式の…

痔を治せ! 塗ったくり編

昨日から、風呂上がりに脱衣所で肛門に馬油を塗ったくっている。スクワラン同様、かなり効くらしいのだが…。塗っているのは「ソンバーユ」という商品。たしか、義母がどこぞの物産展で買ってヒジョーによかったと娘であるカミサンに教えてくれたんじゃなかっ…

大江健三郎『水死』

第八章「大黄」。古義人の小説(ということは、大江さんの小説ということにもなるのだが)に登場した人物であり、水死した古義人の父と親交のあった(と描かれているからといって実在の人物とは限らない。そもそも大江さんのお父様はおそらく水死していない…

首の恢復

寝違え、夜中に軽くぶりかえしたが日常生活に支障が出るほどではない。朝になると痛みは引き、ほぼ普通に動けるようになった。六時起床。 やや曇りがちの空のもと、流れはゆるやかではあるが肌に触れると鋭い冷たさを感じる風が、葉のない木の枝先を細かく揺…

痔を治せ! ヒミツのアイテム編

痔にはスクワランがいい、と聞いたことがある。スクワランとは深海ザメの肝臓から取れる肝油のことで、ニンゲンの皮膚にも含まれているらしい。したがってスクワランは保湿やバリア機能といった、お肌の調子をよくする基礎化粧品として重宝されていて、「無…

痔を治せ! 下痢編

最近はそうでもないのだが、以前は下痢体質で、それが三十五歳を過ぎたあたりからいつのまにやら便秘がちになり、と思いきや、突然下痢下痢下痢下痢という状況に陥ることもあり、すなわちぼくの腸内環境はめちゃくちゃで、常に状況が疾風怒濤という感じだっ…

大江健三郎『水死』

第七章「余波は続く」。妻・千樫がガンで入院となり、長年看護師をしていた妹・アサは千樫を世話するために東京へ。そして古義人となお不仲状態にある息子のアカリの二人は、アサと入れ替わるようにして故郷・四国にある「森の家」の中へ。 これまでの大江作…

寝違えという病

一時チョイ前に就寝したのだから、一時間半の間に何かが起こったということになる。が、眠っていたのだから当然それが何だったのかはさっぱりわからない。ただひとつ言えるのは、引き起こしたのは間違いなく自分自身であり、他の誰でもないということだ。ま…

番外編・夜。百人一首が手元にあるのだ…

今朝、このブログに百人一首について書いたら、それを読んだ近所に住む義父母がさっそく実物と田辺聖子が書いた入門書を持ってきてくれた。ありがとうございます。さて、どうやって読むか…。札と照らし合わせるのか、それともひとまず、本だけ進めるか。 写…

番外編 朝。「百人一首」がよくわからない

ウチのカミサンなんかはある程度知識があるようなのだが、ぼくはさっぱり。時折話題が出るたびに赤っ恥をかいているのだが、いまさら暗唱するのはちょっと、ねえ。ただ、ある程度読んでたのしめるようにはなりたい。日本の、そして日本語の美意識の原点を知…

痔には有精卵の卵油!?

こちらのサイトに卵油の作り方があるのだけれど、これを肛門に塗るとイボ痔に効くらしい。有精卵をつかったほうが効果が高いそうだが、これを15個つかって、採れる卵油がわずか50cc…。効くか効かぬかわからぬモノに高い金と手間をかけるのはある種の博打と言…

痔を治せ! 注意事項編

1月になって急に悪化しはじめたわが肛門よ。頼むから治ってくれ。もう、排便のたびに痛みを感じたり便器の中が真っ赤に染まるのを見るのはうんざりなのだ。 というわけで、通院はもちろんしているのだけれど、その他日常生活の中で気をつけ実践できることを…

大江健三郎『水死』

語りが妹・アサに切り替わり、兄・古義人への手紙として、ウナイコの松山での『こころ』朗読劇の概要が語られる。物語の中盤に達する前に「水死小説」は資料不足のため執筆不可能であることを古義人は悟るのだが、その後の展開は何を軸にするのか疑問なのだ…

狂った顔面

六時起床。あんまり寒くねえな、と思いつつ布団から起きたら寒かった。このギャップはどういうわけだ、と考えてみたが、答えがまったく見つからない。おそらく「あんまり寒くねえ」の根拠は布団の中にある胴体や手足の温感にあるのではなく、布団から出てい…

安彦良和『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 公式ガイドブック(2)』

一年戦争以前からルウム戦役までの、アニメでは描かれなかった部分を漫画化した「シャア・セイラ編」「開戦編」「ルウム編」、そして本編をベースにした「始動編」から「オデッサ編」までのストーリーや登場人物、兵器などを紹介。第1巻は一部で作品世界を地…

今日の事件簿

7kmランニング事件 白米4種&ぬか事件 らくらくホン漂流民事件 二度目のトマト鍋事件

思いついた単語で検索してみました

「変態 出没」で検索したら、リストの最初に出てきたのがこのサイト。あんまり変態な内容じゃないんだけど、笑いました。 http://www.geocities.jp/d_ump02/t6.html