わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

2010-12-25から1日間の記事一覧

「新潮」1月号掲載の高橋源一郎「峠の我が家」読了

『悪と戦う』は何となく初期に回帰しているような印象を受けたけど、本作を読んで、回帰ではなくて新たな方向への第一歩だったんだって改めて思った。新潮 2011年 01月号 [雑誌]出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2010/12/07メディア: 雑誌 クリック: 16回この…

磯崎憲一郎「赤の他人の瓜二つ」読了

「群像」一月号より。ほんの少し奇妙で神秘的、そしてわずかに波乱に満ちたチョコレート工場に勤める男の家族の数十年の歴史が、迷走しながらも淡々と、感情移入されることなく、そしてさしたる感動的なエピソードも挟まれることなく、展開されていく。正直…

カンペキすぎるほどボロクソに

六時起床。ぼんやりとした朝焼けのなか、10年以上乗り続けた結果、サビだらけだわタイヤの空気は抜けっぱなしでまったくはいらないわ、とカンペキすぎるほどボロクソになってしまったが、元旦に下痢を起こした花子や先日腎不全を起こした麦次郎を乗せて動物…