2011-02-01から1ヶ月間の記事一覧
「群像」3月号掲載。「第十五回 サイタマの『光る海』?」。石坂洋次郎『光る海』の超空論性。そして『青い山脈』から読み取れる戦後文学の萌芽。群像 2011年 03月号 [雑誌]出版社/メーカー: 講談社発売日: 2011/02/07メディア: 雑誌 クリック: 3回この商品を…
「群像」3月号掲載。主人公は友人アキちゃんや隣人の女性との深夜の会話を交わしながら、過去の記憶をたどりはじめる。この、たどり方がすさまじい。いくつかの記憶があるときは並行して、あるときは相乗的に思い出され、展開されていく。まったくたいした話…
五時五十五分起床。冷える。窓の外は白銀の、とはとても言えないものの、都内としてはかなりの積もりっぷり。子どもたちはみな、雪だるまをつくる、雪合戦をやる、そりで遊ぶ、と朝から鼻息を荒げているに違いない。新聞を取りに外まで出る。雪の深い道に、…
カミサン撮影。療養中とは思えん。
フィギュアじゃなくてホンモノがほしいよね。パーマンバッジ付き、5月末発売。ROBOT魂 コピーロボット (1号)出版社/メーカー: バンダイ発売日: 2011/05/14メディア: おもちゃ&ホビー購入: 6人 クリック: 245回この商品を含むブログ (18件) を見る[rakuten:b…
「群像」3月号掲載。同時多発テロ、政治家、異父兄弟、引き籠もり……。並べるとなんとなく共通の要素が見えそうなのだが、作品世界はまだなお閉塞したままのように読める。 田中慎弥の作品はこちら。
「群像」3月号掲載。昼田の新しい仕事と恋。物語が妙な感じに迷走している。群像 2011年 03月号 [雑誌]出版社/メーカー: 講談社発売日: 2011/02/07メディア: 雑誌 クリック: 3回この商品を含むブログ (12件) を見る山崎ナオコーラの作品はこちら。
乾物屋に嫁いだ女友達が殴られて大怪我をし、血を流しながら倒れている。そんな夢を見た。なぜか首には、真っ赤な円座クッションを付けていた。ちょっと友人のことが心配になったが、まあ、だいじょぶでしょ。 新聞を取りにエントランスまで降りるが、今日は…
「群像」3月号。犯罪者として服役した作家との瞬間的な交流、そして服役中の男との断続的な交流。監獄という場所と主人公との無関係性あるいは関係性。群像 2011年 03月号 [雑誌]出版社/メーカー: 講談社発売日: 2011/02/07メディア: 雑誌 クリック: 3回この…
たるんでいる。六時に起きるつもりが、四十五分も寝坊した。もっとも今日はオフの予定だから、寝坊したところでさほどダメージはない。ドウブツの世話であたふたするくらいだ。肝臓が悪いインコのぷちぷちは毎朝七時に起こして体重を計り(このとき、握った…
David Sylvianの「Blemish」は、'00年代のマイ・ベスト・アルバムだなあ。 一風堂のボックスは、ライブアルバム「Live and Zen」を聴いた。ほとんど土屋昌巳のソロ状態だが、とにかく楽曲も演奏もクオリティが高い。Steve Jansen、Richard Barbieri、Percy J…
「群像」3月号掲載。『苦海浄土』は「群像」を読み終えるまで中断。 おそらく主人公のモデルは三島で、どうやら例の事件ののち、死なずに逮捕され、27年の服役ののちに出所し、ほぼ隠居生活をしている、という設定。連作になっている。今回は、主人公が「悔…
六時二十分起床。夕べは花子、ほとんど騒がず。あるいは、騒いでいたということにまったく気づかず。 雪は一度やみ、ところどころ彫りが深くなった厚みのまばらな曇り空へと変わったが、その厚みのもっとも薄いところからか、それとも切れ目があったのか、急…
第一章、読了。水俣病患者が続出した地域の、患者や医者、地域住民たちの日常が俯瞰的に描かれていくなかで、次第に焦点はいくつかに絞られ、最後は日露戦争で出兵し活躍した過去をもち、漁師として生き、現在は三合の焼酎とおいしい生魚、そして剣豪小説を…
昨夜も花子の騒ぎっぷりはハンパではなく、ほとんど熟睡できず。五時四十五分に一度目覚ましが鳴り、起きなければ、と思った次の瞬間、もう一度時計を見たら六時十五分だった。三十分が一瞬で過ぎた。 雪。朝のうちはみぞれのようだったが次第にはっきりとし…
こんなにお受けしてしまって、きちんとこなせるのだろうか。そう思えるくらい仕事が増えている。独立し、一人で広告文士兼企画士としてやっているから、あっという間にキャパオーバーしそうで怖い。しかしできるかぎり断りたくない。断るのは、条件が悪すぎ…
菅野美穂ですよ事件 十五分かよ事件 背中が痛くて呼吸が浅くなるよ事件 口内炎が痛くてゴハンを食べるのが遅くなるよ事件 ぼくはもう元気なのにィ事件 それはやきもちの特別なかたち事件 おっさんしゃべるな事件 もう一度咬みつけよ、ヨウジ事件 FN (ファッ…
まだ冒頭30ページ程度しか読めていないのだが、作者が自制しながら水俣について書いているのがよくわかる。 読者の大半は、水俣の惨劇を知っている。だがその惨劇の内容については、ほとんど無知だ。本作は、その無知な部分を埋めてくれる作品なのかもしれな…
六時起床。熟睡できたようだ。眠気を引きずるようなことはないが、厚く、しかし垂れ込めるのではなく、肉厚なままに上へ上へと重なり上がってゆくように見える灰色の雲を眺めていると、眠気とは違った気怠さを感じる。雲の厚みを認識している器官は明らかに…
作者の代表作。三部作だが、書き終えるまでに40年くらいかかったようだ。水俣病に材を取った作品だが、そういうことはあまり考えずに読もうと思っている。 ひとまず巻頭の10ページ程度だけ。丁寧に描かれているのに、どこかたどたどしい。そのたどたどしさが…
ネットでポチリと。前者は毎月購入している。後者はヨウジファンのあいだでは話題になっている。「もう一度咬みつけよ、ヨウジ」という特集タイトルが、まあ、なんとも…。群像 2011年 03月号 [雑誌]出版社/メーカー: 講談社発売日: 2011/02/07メディア: 雑誌…
花子に一晩中ゴハンちょーだいと騒がれつづけた。さすがに今日は眠れず。といってもぶつ切れに意識を失っていたようだ。二時半に、うるさいなあ、仕方ないから少しだけあげて、また明け方にあげよう、とダイニングで缶詰を開けて皿に盛りつけ、花子にしっか…
この高校の一年、もっと知りたいと単純に思った。大きく心を揺るがされるのではない、静かで細やかで、そしてちょっと距離感のある感動。不思議な作品。群像 2011年 02月号 [雑誌]出版社/メーカー: 講談社発売日: 2011/01/07メディア: 雑誌 クリック: 9回こ…
劇場公開って2009年くらいだっけ? クドカン監督・脚本のパンクロック映画ということで、ぜひとも劇場で観たいと思っていたのだが日程的にムリだった。 パンクの破壊的であるにもかかわらずなぜか創造的な、そして革命的な、いや、革命そのものとしてのエネ…
六時起床。一度、三時頃にカミサンに起こされた。花子がゴハンをちょうだいと大騒ぎしているのに、どうして起きないのだと言われた。まったく目が覚めなかった。それほど眠りが深かったということだろうが、愛猫の鳴き声がまるで聞こえなくなるほど自分は、…
テスト。単純に、教師という職業の様子がよくわかる。そういう描き方/描かれ方。群像 2011年 02月号 [雑誌]出版社/メーカー: 講談社発売日: 2011/01/07メディア: 雑誌 クリック: 9回この商品を含むブログ (22件) を見る青木淳悟の作品はこちら
六時起床。ぬるい、という言葉が自然に口からこぼれそうになるが、それは室内に限ったことで、一歩外に出てみれば、春の気配はわずかに感じられるものの、吐く息はやはり白く、外気は冷たい。だがやはり、一月中に感じた容赦ない寒さとはどことなく違ってい…
修学旅行が終了。1週間後に中間テスト。留学生のために奔走する担任。群像 2011年 02月号 [雑誌]出版社/メーカー: 講談社発売日: 2011/01/07メディア: 雑誌 クリック: 9回この商品を含むブログ (22件) を見る青木淳悟の作品はこちら
結局パン事件 寝惚け事件 カラオケボックスで打ち合わせ事件 ウィンドブレーカー購入事件 満員電車は暑すぎて気持ち悪い事件 シュトーレンもろた事件 ビワエキスが使いやすい事件 [rakuten:sportsman:10156788:detail] シュトーレン(天然酵母) Lサイズ出版社…
今日も六時起床。ここ数日、首が調子悪かったのだが枕をせずに寝たら比較的楽になった。ぼくは普通の枕を使っていない。痔の人(ぼくがそうなのだが。ヘヘヘヘ)が使うドーナツ座布団に枕カバーをかけて使っている。窪みのところにアタマがスポリと入って具…