わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

2012-04-28から1日間の記事一覧

古井由吉『夜の香り』

今は亡き(というかベネッセという別会社に化けてしまった)福武書店から出ていた文庫。たぶん現在刊行中の「自撰作品」には収録されないんじゃないかな。夜の香り (福武文庫)作者: 古井由吉出版社/メーカー: 福武書店発売日: 1987/11メディア: 文庫 クリッ…

『広告批評傑作大会 広告批評の別冊』

300円のワゴンセールに出ていたので思わず買ってしまった。コレ、広辞苑くらい分厚いです。マドラ出版には『広告大入門』という名作(広告業界以外の方にこそ読んでもらいたい作品です)がある。おなじような方向を求めているのだけれど、まあ、ハズレはない…

『古井由吉自撰作品1』より「行隠れ」

友人たちと無事合流する泰夫。そして泰夫は以前無理やりチューして気まずくなってしまった女友達・良子と二人だけで東京に戻るのだが、見事に振り回されっぱなし。気まぐれに泰夫を弄ぶ良子の描写が、心配になるくらいイキイキとしている。それでいてしっか…

おっさん、すなわち自分

六時三十分起床。連休1日目の朝の空は曇天。鼻水は昨日には止まってしまった。喉の痛みはわずかに残るがツライというほどではない。軽い頭痛がするのは眠りすぎたせいだろう。いつものことだ。身支度、ドウブツの世話、掃除。 昼頃、TBS「王様のブランチ」で…