わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

2012-10-28から1日間の記事一覧

中沢新一『野生の科学』

宗教と哲学のトポロジー。宗教を一神教・多神教・アニミズムと分けてトポロジー的視点から捉え直す試みに、ハッとさせられた。おもしろいなあ。野生の科学作者: 中沢新一出版社/メーカー: 講談社発売日: 2012/08/02メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 1回…

大江健三郎「晩年様式集」(10)

自虐的な自己批判的な展開から、自作の、そして自身が抱えていた塙吾良(≒伊丹十三)との関係、反原発/反核といった問題の総決算へとなだれこみそうな流れができつつある。やはり本作が最後の小説、なのだろうか……。群像 2012年 11月号 [雑誌]出版社/メーカ…

地味な日曜日

六時三十五分、花子のスピースピーという鼻息寝息を聞きながら起床。雨。弱い雨が時折かすかに強まるのが締め切った窓越しにもわかる。肌寒い。 身支度、動物の世話、掃除を済ませ、仕事。金曜の取材をもとにコピーを書く。 やきそばで昼食。食後も仕事。 夕…